プラスチック容器包装の分別収集が全市でスタート

 

<市会議員そろって圧縮梱包施設を視察>

京都市会厚生委員会では、プラスチック製容器包装の分別収集の全市実施をうけて、京都市・西部圧縮梱包施設への視察を行いました。日本共産党から井上市議、妹尾市議、蔵田市議、そして私・とがし豊が参加しました。


あつめたプラスチック容器包装ゴミはどうなるの?


市民が出したプラスチック製容器包装ごみは、収集された後、市内二箇所(西部・南部)の圧縮梱包施設へ搬送されます。


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手作業のラインに「プラスチック容器包装ゴミ」が流されます。

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内部は↓こんな感じです・・・

手作業で「異物」を取り除きます。
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しかし。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


え?ゴミ袋も「異物」扱い!

プラスチックと一般のゴミの混ざったように強い匂いの中、異物除去の作業が行われていましたが、「異物」の中で大きなウェイトを占めているのが実は「資源ごみ袋」でした。制度として「資源ごみ袋」が「容器包装」と認定されていないためです。


その上、こんな異物も・・・(/TДT)/
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写真のように、点滴の袋・管やバケツ、ハンガー、ビデオテープなどの「異物」が出てきていましたが、分別方法や品目についての市民向けの周知徹底が十分に行われていないことが原因と考えられます。プラスチックゴミの発生源である製造企業の責任を問うとともに、分別・ごみ減量についての丁寧な説明会の開催が市には求められています。

異物を取り除いた後は圧縮梱包


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異物を取り除いた後は、この機械で圧縮を行い、1メートル四方の塊にします。


塊は、こんな感じに圧縮されています・・・


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そして引き渡される・・・

この塊は、「容器包装リサイクル協会」から委託をうけた業者に引き渡され、
再生商品や製鉄所などの燃料として再利用されます。