ニッポン放送の経営権を巡り、激しい攻防戦を繰り広げていたライブドアとフジテレビだが、月内にも和解し資本・業務提携を結ぶ方向で最終調整に入ったことについて、両社は13日午前、それぞれコメントを発表して大詰めの協議を続けていることを正式に認めた。最近急落していたライブドア株は、この日4営業日ぶりに急騰し、一時、前日終値比36円高の329円をつけ、300円を一気に回復。午前の終値は同22円高の315円となった。どこまで戦うのかと興味をもって見ていたが、やはり両社とも現実路線に沿った決着をはかる方向に落ち着きそうな感じである。 

 

 少し残念な気もするが、経営者としては当然のことなのかも知れない。 最終的にどう決着が着くのか、まだ分からないが、今回の騒動でホリエモンが経営者や我々も含めた一般人に教えてくれたものは多かったと思う。ホリエモンを含む新しい世代の経営者達が何を考えているのか、みんな興味があると思う。本屋に行くとよく分かるが、最近はホリエモン達を題材にした書籍も数多く出ているので少し紹介してみたい。

 

 堀江貴文(ライブドア)、三木谷浩史(楽天)、藤田晋(サイバーエージェント)、西山知義(レインズ・牛角)ら六本木ヒルズの若手社長10人について、彼らの仕事内容から、ビジネスと株価の見通し、占いによる未来予測、意外な交友関係までを知ることができる一冊。どうやって彼らは会社を作り、どうして彼らだけが、勝ち続けていられるのか?この本を読めばそれが分かるかも知れません。

著者: 岩田 智也
タイトル: 六本木ヒルズの若手社長たち ~21世紀勝ち組企業家たちの新・哲学~

 

  作家の大下英治がプロ野球、テレビ、出版、ネットコミュニティ…等、多様化するマーケットへ挑むIT企業のトップ4名へ実施したインタビューを収録。

著者: 大下 英治
タイトル: ドリームメーカー 新世代経営者たちの素顔

 

 他にもこんな本もあります。 

著者: 佐々木 俊尚
タイトル: ヒルズな人たち―IT業界ビックリ紳士録

今日のひと言:「若者から今までかっこいいと思われなかった経営者のイメージを変えた新世代の経営者達。動機はどうであれ、若者に挑戦することのすばらしさを感じさせた功績は大きい」