無意識の意識
今シーズンから解説者として様々なリーグとチームの試合にて話をさせてもらってきました。
ひとつの試合を解説するにあたっての準備を考えるとそうそう本数はこなせないなというのが今まで仕事をさせてもらってきた感想ですね。
例えばJリーグでは両チーム共に直近の2試合は必ず見るようにしています。
サガン鳥栖のようにホームゲームを基本解説させてもらっているチームの場合は継続して見続けている分チーム状態含めよく分かった上で解説する事が出来ますが相手チームについての情報をどれくらい自分の中に入れておけるかが重要になります。
昨晩はサガン鳥栖対FC東京の試合を解説しました。
準備したものプラス目の前で起きている現象に対して自分の目と頭を頼りに話をするわけですが昨晩はひとつミスをしてしまいました。
名称についてです。
それぞれのチームの試合を少なからず見てきているし顔と名前が一致しない事はまずありません。
昨晩してしまったミスはチーム名の呼び方についてです。
「FC東京」
無意識に「FC」という言い方をしていたようで。
FC東京もしくは東京と呼ぶべきですからこれは失敗です。
今まで自分が呼んできた言い方がそのまま出てしまったのだと思いますが、FC東京と呼ぶのが長く感じるとしても「東京」と呼ぶのが正しいわけですからこれは次に向けては直さないといけません。
ひとつひとつの仕事に最善の準備をと取り組んできていますが、昨晩の失敗は自分の注意が及んでいなかった箇所だったのは間違いなく。
見ている人達に気持ちよく聞いてもらうためにはきちんとおさえておかなくてはならないポイントです。
今後同じ事がないよう今回の失敗をしっかり自分自身に叩き込んでまた仕事に向かいます。
自分なりに一生懸命準備をし取り組んでいてもサッカー同様にどうしても何かしらの失敗はしてしまいます、失敗を失敗で終わらせないためにその都度きちんと受け止めて反省をしより良い仕事に繋げていこうと思います。
まだまだ甘いという事だと思います。
FC東京クラブ・サポーターの皆さんには失礼な事をしました、次回解説をする時は解説自体をきちんと聞いてもらえるように昨晩のような失敗をすることなく話をしますのでどうぞよろしくお願いします。