友と共に。
我が心の友、山崎勇喜君は見事な
復活を遂げロンドンオリンピック出場を勝ち取った。
彼もずいぶん長い間膝の故障に悩まされて厳しい時間を過ごしてきました、何度も挫けそうになったろうし限られた時間の中で思うように良くならない膝への焦り、一発勝負の選考レースへの不安と緊張。
でも彼は見事にそんなものたち全て吹っ飛ばしてダントツの歩きで優勝、ロンドンを決めたわけです。
日本選手権七連覇の実績を誇る競歩界のスーパースケベならぬスーパースター。
その実績と元々持っている地力を考えればオリンピック出場は当然の結果で想定内だと言えるかもしれないけど本人が抱えていた不安や恐怖。
周囲が寄せる期待による大きなプレッシャー。
そこには我々にはなかなか想像出来ないスーパースケベだからこその大きな大きなプレッシャーがあるはずなのです。
僕は最初から最後まで山ちゃんは必ずいけると信じきっていましたけどここまでの道のりを知っているのでまぁよく頑張ったなと感心しまた尊敬の念を大きくしました。
常に合宿合宿の生活、国内外問わず合宿しかしていないですからね、しかも毎日毎日歩き続ける。
単調な作業だからこそ奥が深くまたきついと思うのですが彼はやり続ける。
心の底からオリンピックでの活躍を願っています。
の反面、応援しているだけじゃ格好も何もつかないのがこちらですが。
格好がついていないのは事実、格好をつけようと努力してきた結果が体調不良による離脱。
才能の限界はとうの昔に教えてもらっていましたが今回は何だろうか。
年齢なのか、それとも。
間近に困難を見事に乗り越え復活を果たした人間が山ちゃんを筆頭に何人かいるため俺にも出来るはずだと励みにしてここまでやってきました。
が、ちょっと僕は違うみたいだ。
違う事は認めよう。
でも諦めたりはしない。
違うのだから違うと認識してまた違う方法や考えを持って取り組む。
友人として恥ずかしくないようサッカーに打ち込みたい。
そのために今は休まなければならない。
こんな事になってしまって本当に悔し。
今難しく苦しい時を送っているチームメイトには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
それから僕に期待して4番がプリントされたブルーのシャツを身に纏い毎週スタジアムに脚を運んでくれている人を見る度に悔しさと申し訳なさでどうしようもなくなっていました。
言いたい事が口から溢れそうになるほどありますが今はそれには適さないので知りたい人にはいつかお話しようと思います。
今は自分をプッシュするのを一時止めにしてもう一度元気な身体を取り戻す事に専念します。
町田は俺が産まれた土地。
サッカー選手としてのスタートとなった土地。
とてもとても大切な土地。
そしてブルーのシャツは俺を強くする。
野津田のピッチは俺のためにあるのです。
最後に。
FC町田ゼルビアは、こんなものではない。
こんなものではない。
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