一言 | 戸田和幸オフィシャルブログ「KAZUYUKI TODA」Powered by Ameba

一言

昨日ブログを更新してから草津のサポーターさんたちから僕がゴールを決めた後喜びを表現しなかったことに対していくつも非難の言葉が寄せられてきています。



 チームの為にゴールを決めた事もチームの為に自分なりに全力で走って闘った事もまるでなかったかのような反応です。




 僕の思った事、表現したことはそんなに草津の選手として良くない事なのか?



 開幕から勝てていない状況については本当に申し訳なく思っていますし応援してくれている皆さんもフラストレーションが溜まっていることでしょうがそれでも僕には納得できない。




 僕が皆さんの為に走ってないと思っているという事でしょうか?




 草津のユニフォームを着ているのにも関わらず試合中も千葉の事を考え感傷に浸ってプレイしているとでも?

僕のプレイをきちんと見てくれましたか?

 僕は今までいくつものクラブでプレイしてきましたがそれぞれのクラブに対して想いがあります。今プレイ出来ているクラブがあるのもそれまでプレイすることが出来たクラブがあるからなのです。

今のクラブを大切にする気持ちとは別にこれまでプレイさせてもらってきたクラブを大切に思う気持ちもある、ただその気持ちを表現したかっただけ。
年に一度しかないフクアリでの千葉との試合、お互いにJ1に上がるかJ2にとどまればまた訪れる機会はありますがそれはどうなるかは分からない、もしかしたら自分が訪れるのはこれが最後の機会かもしれない。
だから心から楽しもうと思ったし闘いました。
 一つのボールを追い掛けて今日まで生きてきましたがその間にたくさんの出会いや思い出がある、今プレイさせてもらっているクラブの為に頑張るのは当たり前、今日の試合僕は全力で闘った、チームと仲間の為に闘って運良くゴールも決められた。



 その事自体がチームの為になっているわけです。
ただ今回の相手は千葉だった、だから僕は表現は控えた、それだけ。





 分かってもらえないなら仕方のない事ですが随分とたくさん非難の言葉が届いたので一言伝えておきます。




 これが僕の心、自分の生き方です。




 次の試合、仮にゴールを決めたら、チームが勝てたらそれはそれは喜ぶでしょう。




 当たり前の事です。




 得点を決めて嬉しくないわけがない、普段めったに決めない自分がゴールを決めて喜ばないわけがない。

自分がお世話になったクラブだからそうしただけ。
そのクラブのホームスタジアムでの試合だったからそうしたのです。
 それが僕の生き方です。

僕は自分がしたことは反人間的でも反スポーツマン的だとも全く思っていないしザスパ草津の選手として間違っているともサポーターに対して失礼な態度をとったとも思っていません。
なぜなら僕は昨日の試合の勝利の為に全力で練習してきて試合も闘ったから。
草津のサポーターを喜ばせ千葉のサポーターを唸らせたいと一生懸命試合に向けて準備してきたから。
 いつか草津を離れて他のクラブの選手として草津と試合をしたとしてもきっと同じ行動をとると思う、それが自分なりのリスペクトの表し方だから。


これだけ説明しても納得出来ない人はいるでしょうがそれについては諦めます。



 そういう人とは縁がないということでしょう。
全ての人に対して自分を好きになってくれ、応援してくれなどと言うつもりはないです。 
 僕は千葉のサポーターと今のような関係を築けた事を嬉しく思うしこれから草津サポーターともそうなれたら幸せだと思います。




 今回届いたたくさんの反応はとても残念で嫌なものでした、なぜならまるで草津の為に闘っていないように言われたからです。
なぜそこまで言えるのか疑問に感じています。

それでも僕はサッカーが好きだから頑張ります。

 これからも自分らしくやっていくだけ、こんな自分を理解してくれる人を出来るだけ増やしつつ頑張っていきたいと思います。





 言いっぱなし言われっぱなしは嫌いなので一つはっきりと伝えておこうと思いました。



 それでは。