こころの波は何のサインなんでしょうか? | 開業心理カウンセラーで15年以上やってます【栃木こころの保健室】

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食えない仕事と言われる
心理カウンセリング業でビジネスモデルを作り、法人成りして、更に自社相談室を建築中にイクメンにもなれるのか?
という任務を遂行中です。

心理カウンセリングをしていますと、
こころの問題特有の出来事が、
数多く起きてきます。



回復に関しても一般的な怪我のようには
治らないことがあります。



怪我は、だんだんに治っていくのが
普通かと思いますが、
こころの回復は違う場合が結構あります。



心理カウンセリングをして、回復してきても、
何回かは安定するまで波があります。



波はあるのですが、だんだんに「回復しているかも」
と自覚が出てくる場合が多いです。



ある意味、「回復の波」はお約束と
考えておくぐらいが余裕があって良いかも知れません。



で、なぜ「回復の波」がくるかといいますと、
人間の防御反応が考えられます。



常に緊張状態や、落ち込み状態にいる方は、
これ以上悪化しないように警戒して生きています。



しかしカウンセリングを受けて調子が良くなってきますと
ストレスから解放されてきます。



そうすると、無意識の方から、
「ストレスに警戒していなくていいのか!」
と、ストレス状況が襲ってきます。



私は「ゆりもどし」と呼んでいます。


回復の過程で何かショックな事がなくても、
フッと思い出したようにストレス感があったら
それかもしれません。



回復途中の方、いかがでしょうか?


そんな感じがしませんか?



心理カウンセリングで、
この説明をタイミング良く行うと皆安心してくれます。


見極めは難しいかもしれませんが、
カウンセラーの仕事の大事な部分だと思います。



回復の過程もカウンセラーは一緒に伴走していきますよ(^_-)-☆


安心してカウンセリングを受けていってください。