2011/2/7

今日は、大本命のK大学病院のセカンドオピニオンだо(ж>▽<)y ☆

関西で家からも職場からも実家からも近いし、何より膀胱がん(泌尿器)ではかなり有名。

G病院と違い、事前に病理プレパラートも画像データも全て送っているし、カンファレンスを通した上での診断結果を聞けるようだ。

ここなら、きっと期待する治療方針を出してくれるだろうと思っていた。


結果は、期待とは異なるものだった。。。



主な内容は以下。
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印環細胞癌を含む、ハイリスク筋層非浸潤性膀胱癌(T1、G3)
 上皮内癌も含まれていた。

●PETの結果から、右臣腸骨リンパ節領域
 (右尿管の近く)にhots spot

 (黄色く光るもの)があった。
 →尿が流れている場合なら良いが、
  リンパ節に転移している可能性もある。
 →まず、再度PET/CTを実施して転移を確認すべき。
 →転移がある場合、全身化学療法(抗がん剤治療)
  実施後、膀胱全摘出もありえる
 →転移がない場合、T1なのでBCGもありだが、
  悪性度(リスク)の高さから、膀胱全摘出
  +拡大リンパ節郭清(回腸新膀胱増設)
  +必要時は術後の補助化学療法
を薦める。

●腺癌自体が尿路上皮癌に含まれるケースはあるが、
 印環細胞癌がはっきりと認められるケースは稀。
 軽視しない方が良い
だろう。

●とはいえ、どういう切除をしたかはわからないので、
 もう一度生検を行ってからの最終判断でも良いと思う
 ただ、次なかったから安全とは言い切れない

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O大学病院と異なり、非浸潤性だった。

しかし、O大学病院と同様に印環細胞癌をかなり重要視していた。
「20例ほどの報告があるが、全摘した方が予後が良かった」とか、「通常のT1G3でも全摘を薦めることはある」だとか。
「リスクが少しでもあるなら全摘すべき」という雰囲気だった。

また、初めてでてきた「リンパ節転移の可能性有」。

G病院で上がっていた期待はへし折られた。。。


命は当然一番大事だが、これから50余年膀胱なしは辛い。
しかも、婚約したばかりで自然妊娠させられなくなるのもキツい。
もっと進行していたり、数がたくさんあるならまだ諦めもつくが、1cm程度でしかも非浸潤性なのに全摘しなければならないのか!?

とはいえ、それしか方法がないのならしかたないが。。。

とりあえず、膀胱温存療法を積極的に行っているT大学病院の話も聞いて決めよう。
場合によっては、G病院にもう一度行って病理も診てもらいたい。

また、膀胱全摘出についてももっと調べてみよう。
具体的にどのようなQOLになるのか。

しかし、こんなに早く全摘の可能性が出てくるなんて。。。