今日は、一つめのセカンドオピニオンでG病院を訪れた。
東京なので、新幹線で日帰りだ。

この病院は手続きが面倒で、現在かかっている病院から
依頼してもらわなければならない。

病理プレパラートや画像データも事前に渡さず、
直接持って行ったが、結局診てもらえなかった(ノДT)
どうやら、病理を診てもらうには手続き方法が異なるらしい。。。

とはいえ、非常に有益な情報を聞くことができた。
主な内容は以下。
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尿路上皮癌の一部が腺癌に変化すること自体は珍しくなく
 今回の印環細胞癌もその範疇と考えられるだろう。
 全てが印環細胞癌だったら問題だが、そうでなければ
 それほど重要視すべきことではない

●今ある病理次第ではあるが、もう一度切除し、
 削った筋層に癌が残っていなければ
 BCGなりで様子を見て行くことになるだろう。
 削った筋層に残っている場合は、
 摘出する必要性がかなり高くなる(諦めもつく)。

●筋層まで浸潤している場合には膀胱全摘出するのが
 セオリーだが、 腫瘍の大きさ・深さから判断して、
 現時点で摘出してしまうのは勿体ない
 というのが正直なところ。

●温存療法(放射線と化学療法の併用)は
 まだ臨床研究の段階であるし、放射線治療後は
 再発の仕方によって手術できないリスクがあり

 余生を考えると慎重に判断する必要がある

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H病院とO大学病院では、「印環細胞癌」を非常に重要視していたが、G病院では逆であった。
軽視する必要もないが、「一部が腺癌に変成している、G3の尿路上皮癌」として扱って良いだろうとのこと。
これは大きな収穫だ。

ただ、病理を診てもらえなかったので、
診て意見が変わる可能性もあるが。

来週、K大学病院でセカンドオピニオンを予定しているので、
その結果次第では再度こちらに来てみようと思う。

やはり関西の方が都合が良いので、
できればK大学病院が同じ方針だとありがたいのだが。。。