お年頃 | ライターMの反省日記  ~嘘をつくにはワケがある~

お年頃

昼食時、仕事仲間のAさんに


「ごめん、そこのお茶取って」と言われました。


私はお茶を取って、彼に渡しました。



15時に友人のTさんから


「ごめん、明日のゴハンの約束、


あさってに変更できない?」というメールが来ました。


私は、「あさっては都合悪いから、来週以降でもいいですか?」


と返信しました。



そしてさきほど、大学時代の後輩Kちゃんから電話があり


「ごめんなさい、私、結婚することになりました」と


嬉しい報告がありました。



さて――


Kちゃんはなぜ、私に謝ったのでしょうか・・・・・・



「お茶を取って」の「ごめん」には


「申し訳ないんだけど」という意味が含まれていると


解釈しました。



「約束の日を変更できない?」の「ごめん」には


「勝手を言って悪いんだけど」という意味が含まれていると


解釈しました。



「結婚することになりました」には、


どんな意味の「ごめんなさい」が含まれていたのでしょうか・・・



解釈した結果、


いつの間にか自分が、後輩が結婚を報告をする際に


「気をつかわせるお年頃」になってしまったということが


わかりました。



恐縮している後輩がかわいかったので、


ちょっとイジワルをして、「どうして謝るの?」と聞いてみたところ、


「あ・・・ごめんなさい・・・」というリアルな返事があり、


おおいにウロたえました。



来週、わが家にこの後輩が遊びに来ることになったので


気をつかわせてしまったぶん、きちんとおもてなしをしたいと


思います。



余談ですが――



おおいにウロたえるといえば、


「どうにかなるだろう・・・」と見切り発車でブログを書き始めたとき、


8割ぐらい書き終えたにもかかわらず、


どうにもならなかったときほど動揺することはありません。



3割ぐらいなら思い切って削除することもできますが、


8割だと・・・


未練がましい執着心が顔をのぞかせてしまいます。



今日がまさにそうでした。



もっとうまく転がると踏んでいたエピソード。


「意外とハネない・・・」とわかったときの


焦りと悲しみは決して言葉で表現できるものではありません。



今日の自虐は「女の年齢」がテーマになりましたが


これが失敗でした。


「女性の年齢」はとてもデリケートなものなので


同じ痛々しいでも、「苦笑」にしかつながらないお話なのですね。



日々是勉強。



顔を洗って出直します。



・・・・・・



顔を洗って、化粧水をつけて、クリームでマッサージをしてから出直します。



お年頃なので、これぐらいはやっておかないと・・・・・・