こんばんは、とおぼえ徳田♂です。
ブログの更新を長い間サボっておりました。
職場の上司の人事異動によって仕事の進め方ががらっと変わったのですが、歳のせいか柔軟に合わせていけない私。
ストレスで顔の皮膚がえらく荒れてしまうし、心身共に体調を崩すし、もうわやですわ。
若い頃は変化がある方が新鮮で良かったのですが、この頃は変化がしんどいです。それで疲れ果ててブログ更新をサボるという悪循環。
また、職場で空回りする一方で、6月25日(日)のとおぼえのレコ初企画の中身を詰めていかなければならないし、大酒も飲まないと行けないので、私は帰宅後も忙しかったのであります。全国に3人程いるのではないかと、学会で話題の当ブログの愛読者には申し訳ないことをしました。気を取り直してブログの方も頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
さて、ウーララのケンジさんのイベント「「ENTER AT YOUR OWN RISK ! VOL.13」」を先日観に行かせてもらいました。
特筆すべきは、つれ・づれの演奏が圧巻だったこと。
3人とも強力なのですが、中でも潤さんのベースは何であんなに心憎くも素晴らしいのでしょうか?
音数が多いわけではないのですが、「音符の長さをどこまで伸ばすのか?」というベーシストの一番大事なポイントをきっちりクリアしていかれる。それも、芋焼酎をチビチビ飲みながら。誠にもって男前。
気分が乗っている時のつれ・づれの演奏に合わせて身体を揺らしていると、静かですが強烈な多幸感を感じました。
決して派手な音楽ではないのですが、「ああ、俺、今、贅沢してる!!」と10回ほど思いましたよ。
出演バンドはジャンル的にはバラバラだったかもしれませんが、大勢いたお客さんはどのバンドも楽しんで観ておられたように思います。企画者冥利に尽きますなあ。羨ましい。
本来、「同ジャンルの出演者で固めてイベントをやった方がお客さんを囲い込める」というのは商業的には真実なのでしょうが、個人的にはそれじゃ詰まらなく思います。自分が「凄い!」と思ったバンドを単純に呼んで、ジャンルに拘らずにお客さんが受け入れてくれたら、私ならば一番嬉しい。
そういう狙いで、6月25日(日)のとおぼえレコ初イベントには、おもちゃ箱をひっくり返したような多彩なゲストバンドに出ていただくことにしました。とおぼえ徳田♂が個人的に大好きなバンドを集めましたので、絶対良い夜になると私は確信しております。
勿体ぶって情報を隠す必要もありませんし、それによって動員が変わるとも思えませんので、少々早めですが現時点で決まっているこの企画の内容を今日は紹介させていただきます。
まず、イベントタイトルですが、「善悪の彼岸 頂上作戦」と決めました。
「善悪の彼岸」はご存じのとおりニーチェの著書の名前で、以前に結成20周年記念の時にもイベント名として使わせていただきました。
「頂上作戦」はご存じのとおり「仁義なき戦い」のシリーズ名から借用いたしました。
「手段を選ばず、徹底的にやったるねん!」という私のイベントへの思いがそこから伝わればありがたいと思います。
とおぼえ以外の出演者は3組、お呼びしました。Youtubeやsoundcloudを参考に貼っておくので、意思決定の参考にしてください。
まず、Twelve Fluffy Chair.。
昨年のイルカホテル×とおぼえのイベントで初めて共演させていただいたのですが、私、そのセンスにあれからずっとやられております(笑)
演奏も手堅い上に、メロディーもアレンジも秀逸。是非、もっと皆様に観ていただきたいバンド。
ハードコアなそこのあなた! あなたすらとろけさせる至上のポップセンスにふれてみたまえ!
意外と酔っ払いが多そうなところも可笑しい人達です。
次に、sixteencoins。
何度か共演させていただいておりますが、素晴らしくエモいバンドです。
轟音と静寂、攻撃性と叙情性、相反する要素が彼らの音楽には含まれていますが、極めて現代的な音楽だと思います。ハードコアやグランジ以降の切ない轟音。
私と同世代の90年代で止まっている方が彼らの演奏に触れたらビックリするんじゃないでしょうか。
ハードコアなそこのあなた! って、もうええか(笑)
次は、レザニモヲ。
個人的にも仲良くさせていただいておりますが、本当に私が尊敬してやまない二人組。
38ちゃんのピアノやマリンバは、ジャズ・ロックやプログレの風味はもちろんのこと、ベルグやバルトークみたいな近現代音楽の臭いがぷんぷんして所謂クラシック好きにもオススメできます。
そういうピアノやマリンバが963さんのドラムスと一緒になると独特の疾走感が出るのが面白い。
そうそう、ジューダス・プリーストの「hell bent for the leather」をピアノとドラムスでカバーしてしまう遊び心もいいですね。
マジで凄いっすよ。
この3バンドは演奏力には定評のあるところばかりなので手堅いブッキングのように一見感じるかもしれませんが、恐らくこの3者を同時に集める好き者はわしぐらいじゃろうて。食い合わせの妙を楽しんでもらえたらと思っています。
そうそう、とおぼえの後見人のIさんにお願いして素敵なフライヤーも作ってもらいました。見てやってくださいませ。
前売料金の方がお得ですので、各バンド若しくは私まで予約をいただけると幸いです。私のメールアドレスは上のフライヤーに書いてありますので、よろしく哀愁。
しかし、フライヤーの発注は終わっているが、音源の発注がまだという変なバランスの進行具合で、何というかとおぼえらしいというか。とおぼえ徳田♂クオリティというか。
まあ、イベントには間に合うでしょ。
ああ、一杯、書いて疲れた。今日はここまで。See Ya!!
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◎平成29年5月13日(土)@京都 木屋町DEWEY
w:ふつうのしあわせ/山本新/ラブミーベンダー/漁礁/
open/start 18:00/18:30 ¥2,000(1drink¥500込)
◎平成29年6月25日(日)京都 LIVE&SALON夜想
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「善悪の彼岸 頂上作戦」
w:Twelve Fluffy Chair、sixteencoins、レザニモヲ
open/start 18:00/18:30 前売/当日 \1,500/\2,000(+1drink\500)
新音源収録曲(全4曲)
① 欠陥人間トム
② てすさび
③ 麦藁帽子
④ 土蜘蛛黙示録
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