「あなたが一度でも、私の気持ちを考えた事があるの?
一度でも私の立場に立って、
私が、どんな気持ちでいるか考えた事があるの?」
「一度も無い」
と、蛇さんは言って、
蛙さんの涙の訴えに1つも心を動かす事無く、
蛙さんを一口で食べてしまいました。
二匹の会話を、聞いていた慈悲深いく孔雀さんは、
無慈悲で自己中心的な蛇さんに、激しい怒りを感じました。
そして孔雀さんは、くちばしで蛇さんを咥えると、
一口で食べてしまいました。
もちろん孔雀さんも、
蛇さんの気持ちなんか知った事ではありません。
ただ孔雀さんにとって蛇さんは、とても美味でした。
おしまい
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