【忙しいママ応援団:東京】ワーママオーガナイザーのはないまさこです。
超手抜きとほどほど頑張る、のメリハリで、楽家事・楽オーガナイズ・楽育児をしながら、ライフオーガナイザー×フルタイム会社員×ママの3足のわらじを両立中です。
週末お誕生日を迎えた長女に、もう一つお誕生日プレゼントのような嬉しいことがありました。
昨年に引き続き、区主催の工作展覧会に学校代表として長女の絵が選ばれたので、区役所まで見に行ってきました。
(こういうのって、みんなに順番にチャンスを与えてくれて、2年連続とかはないと思っていたので嬉しいサプライズ!)
ブログでも何度も書いていますが、長女は小さい頃から内弁慶で目立つタイプではありません。
体も小さいのですごく大人しいと思われがちですが、内に秘めた闘志のある頑張り屋さん。
こうして好きな図画工作で代表に選ばれたり、
運動が得意で運動会ではリレーの選手に選ばれてアンカーを爆走したり、
片付けが得意で、クラスで「お片付けが上手な人」として認められたり、
漢字が得意で漢字検定に合格したり、
理科の実験が好きで、親から見ても夏休みの自由研究の発想がすばらしかったり。
「自分が好きで得意!」なことがたくさんあるおかげですごく自信をつけて心の支えになっている、と私は嬉しく思っています。
「自分には好きなことや得意なことがある」と子供自身が感じていると、これから育っていく上でものすごく幸せに生きていきやすいのではないかと思っています。
苦手なことはもちろん色々ありますが、苦手に焦点を当ててダメだしをするより、得意なこと・好きなことを頑張っているね、と認めることを常に心がけています。
一方、私自身は苦手なことを克服せよ、と育てられてきました。
小さい頃の私も長女と同じく、内弁慶であまり友達もいない子でした。
長女と違ったのは、「自分には得意なことはなく、苦手なことばかり」と思っていたこと。
もしかしたらそれは、親に自分の苦手をフォーカスされ、自分でも克服しようとしてできなくて辛かったのかなと今は思います。
苦手で好きにもなれなかったピアノや水泳の習い事を辞めるさせてもらえず、
運動音痴で、中学高校の体育の授業はほとんど全部さぼっていました。
結局どれも全く苦手克服してないし、嫌いになった一方でしたね。
無理強いされると余計嫌だったし。
今思えば、頑張れ頑張れ、とお尻を叩き続けた母も、もしかしたら辛かったのかもしれないですね。
うちの両親は優しい人たちなので、ダメだしばかりをされていたわけではないと思うのですが、小さい頃の思い出はできなかったことばかり覚えています。
高校では文系クラスに進み、苦手な理科数学をほとんど勉強しなくてよい喜びといったら!(笑)
大学受験では、音楽も体育もないし、好きで得意な文系科目だけだったから、受験勉強はほんとにパラダイスでした。
勉強は楽しくて、点数は伸びて、親が強く希望していた大学にすべて受かったとき、初めて親に認めてもらえるかな、私は少し自由にさせてもらえるのかなと思ったのを覚えています。
自分がどの大学で何を学びたいか、より、世間的に良い大学、親が喜ぶ大学という選択基準でしたが、大学生活は充実していたし、なんだかんだ学歴が役に立ってくれているのも確かです。
とはいえ親の期待がちょっと重すぎただけで家族仲が悪かったわけではないし、
自分が親になってみて、両親が私にかけてくれた愛情の深さがしみじみわかり、今はものすごく親に感謝をしています。
でも、選択理論とライフオーガナイズを知り、自分なりの子育て哲学を実践する今、どちらを選ぶかといえば、苦手を克服させる子育てよりも、子供の得意を伸ばす子育てを選んでいます。
うちの子供達にも苦手なことはあります。
でも、得意なことを伸ばして自信をつけることで、子供自身が自ら苦手意識をいつの間にか手放しているという場面をいくつも見ているので、私はあまり気にしていません。
苦手のままももちろんあるけど、全部が得意になる必要なんてないしね~。
(ちなみに、実母もばあばになった今は、孫の良いところしか見てません!そのマインド、私が小さい頃に発揮してほしかったよ。笑)
おとなも一緒ですよね~。
苦手なとことより、得意なことを伸ばして、できることを楽しもうと思います!