飛行機で隣になったポーランド人が、かっこいい上に優しくて、
すごくいい気分で降りたのに、(既婚者だったので見込みは全くなし・・・泣)
インドに到着して早々嫌な気分になりました。
まずは検疫のおじちゃんにボールペンを奪い取られる
「ペンを貸して」と言うので、記入漏れがあったのかなーと思い渡しました。
何か書き書きして、顔を上げたと思ったら「行け」と言われ、
「私のボールペン返して下さい」と言ったら、首を横にフリフリ。
「いやいや、私のだから!!返して下さい」と言ったら今度は知らん振り。
「NEXT!!」と次の人を呼び、私は手であしらわれました・・・
3色ボールペンなのにぃ~
1本しか持ってきてないのにぃ~!!
そして両替。
お札の枚数をごまかされるっていう話はよく聞くし、警戒はしていました。
必要な分をその時々でこまめに両替した方がいいかなーと思いつつ、
何度も両替するのが面倒なので、日本であらかじめ単純計算してきた、
現地で使うだろうお金の2万円を一気に両替することに。
レートは0.475
20.000円両替したら9.500ルピー (1ルピー=約2.1円)
為替では今1ルピー=1.95円くらいだし、
上乗せされてこんなもんでしょ、と納得。
2万円を出すと、しばらくして電卓に 『8.500』 と打ち込んで
私に見せ、「OK??」と聞いてくる。
「OKじゃないよ!!9.500ルピーでしょ??」と言うと、
「NO、NO、マダム。8.500ルピーだよ」
「NO、NO~!!レートが0.475だから9.500ルピー!!」
すると・・・
「Oh~マダム、それは分かってるよ。
TAXが1.000ルピーかかるから、8.500ルピー」
「はぁ~!?TAXが1.000ルピー!?」
2万円両替して、約2千円のTAXってあり得ないでしょ。
10%も手数料取られるなんて絶対おかしい
「分かった。ココでは両替したくないから2万円返して下さい」
とお願いしたら、なんと拒否
「Please、Please」
「嘘だと思うなら他の両替所に行って聞いてきな」
「分かった。もし他でもTAXが同じならまたココに戻ってくるから、
さっきの2万円返して」
「NO!!」
私は考えました。
本当に他の両替所に確かめに行こうか。
でも今ココを離れたら、私が2万円を渡したって証拠はどこにもない・・・
デリーの空港に着いたのが夜中の2時頃。
日本では早朝の5時半。
私が家を出るために起きてから24時間以上が経っていました。
1日がかりの移動ではっきり言って疲れてたし、
これ以上彼らとやりとりするのが面倒になり渋々承諾
8.500ルピーで手を打ちました。
彼らの思う壺にはまってしまった私・・・
今なら、もうちょっと粘り強く&上手に交渉できたのにな。
でもちゃんとレシートが出たから、
もしかしたら本当にTAXが1.000ルピーなのかもしれない。
未だに真相は謎ですが、どっちにしろ手数料がバカ高いので、
空港での両替はオススメ出来ません!!
私の場合、空港から市内に出る手段は確保してあったから、
慌ててルピーを用意する必要は全くなかったし、
わざわざ夜中に空港で両替なんかせず、
市内に出てから明るい時間に両替すればよかったなぁー。
本当いい勉強になりました