映画『バイオハザード』(アメリカ、2002年) | 落語探偵事務所

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映画『バイオハザード』アメリカ、2002年。

(内容はよく知られているようなので略します。)
公開当時は観る気がなくて観ず、初めて観ました。
以前に知人から「人を射殺したい位に恨んだときに観るとよいよ」と言われていたのですが、そんな心持になっていたので、近所のツタヤでDVDを借りました。
普通の映画ではなくホラーの欄にありました。
学生時代に友人が病んでプレステの「バイオハザード」にハマり、一人暮らしのアパートの窓とカーテンを閉め切り部屋に籠って何十時間もやっていたことがあり、あんまりよい印象を持っていませんでした。
プレステのゲームからのスピンオフで映画版が作られたと聞いたことはありましたが、ホラー映画だとは知りませんでした。
いや~、怖かった。
でも、面白かった。
「こわおも」とでもいうのでしょうか。
恐いのですが、もう最初の数分で目を避けたくなるような映像に釘づけされ、一気にラストがきました。
ここ最近、私の心はある人に対する恨みと憎しみといったネガティブな念で飽和していて、いわゆる「マインドワンダリング」状態になっていたのですが、この映画を観ている時間はほぼそんなネガティブな状態からは解放されていました。
正直言って内容・主張は何もなさそうな映画ですが、恐怖感がネガティブ感情を心から排除してくれたのでしょうか。
不思議な経験となりました。
続編もまた観てみたいです。