神の目の小さな塵〈上〉 | ろーれるの本(読書)ブログ

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神の目の小さな塵〈上〉 (1978年) (創元推理文庫) 神の目の小さな塵〈上〉 (1978年) (創元推理文庫)
ジェリー・パーネル 池 央耿

東京創元社 1978-03
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見返りより『時は3017年。人類は銀河系の隅々にまで支配の手をのばし、統一と戦闘を繰返していた。帝国宇宙海軍の巡洋艦《マッカーサー》号で反乱軍の宇宙船との交戦から帰還したロデリック・ブレイン中佐は提督から艦長への昇進を言い渡され、艦の修理が終わりしだい首都星まで航行する任務に当たることになった。ある日、正体不明の宇宙船が《マッカーサー》号の前に現れて、人類に接触を求めてきた。果たして彼らの目的は何か……はてなマーク現代アメリカSF界の話題を独占するニーヴン&パーネルの合作コンビによる超大作ビックリマーク

図書館537冊目。

宇宙人とのファーストコンタクトと有名なSF小説があるということで借りた本。
人類は星間と飛べる技術を確立し、銀河系の隅々にまで支配していたが、まだ知的生命体とは遭遇していなかった。だが、ある宇宙船が飛来したことにより、知的生命体の存在が明らかになる。そしてその宇宙船がきた道を辿り、その母星を探索に向かった。そして宇宙人に接触するのだが…。
軍人は宇宙人はあくまで性悪説として対処しなければ、すぐに武力は使わないが、こちらの情報は極力、秘密にする。科学者は性善説と唱え、宇宙人は友好的であり、もっと歩むよろうとする。この相対も興味深いし、人類も宇宙人も、初めての知的生命体と遭遇して、手探りで歩むよるのだが、双方には思惑があった。それが、どうなっていくのか下巻に読み進めたい。