今日は、七十二候の第12候【雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)】です。
農耕に欠かせない恵みの雨を呼ぶ雷が鳴り、稲妻が光る頃という意味です。
三月初旬にある啓蟄のころに鳴る雷は、「虫出雷(むしだしかみなり)」と呼ぶそうですが、
春分以降の雷は「春雷」と呼ばれ、雷鳴が轟くようになります。
しかしそれは、一つ二つ鳴ったかと思うと、それきり止んでしまいます。
長く続く、夏の雷雨とは違うのですね。
桜が満開になり、この週末は、お花見日和を期待していますので、
できれば春雷さんには、控えてもらいたいと思います。
日本の四季の一つである自然現象の天候。
趣があって好きなのですが、それ以外の楽しみ(今回はお花見)があると、
好きだけど、控えてほしいって願ってしまいます
*桜始開-さくらはじめてひらく-☆
*雀始巣-すずめはじめてすくう-☆