■うつから回復していくとき、選んだ
で、書いた。今の状態は、自分で選んでいる。
これ、ずううっと
納得できなかったよ。
だって、
ひきこもりたいわけないじゃん。
何年何年も、布団の中で、泣きながら
そこらじゅう痛くてゲーゲーしながら
暮らしたいわけないじゃん。
そんなの、望んでない。
でもね。
外も中も醜い、だらしない、怠け者の私が
その姿を人前にさらせない。
そんな恥ずかしいこと、できない。
嫌われ者で、
役に立つことが何一つできない私が、
のこのこ、人前に出ていっていいわけがない。
浮いて、空気こわして、
役立たずな自分を、再確認にいくような、
そんなおそろしいこと、できない。
そんな、恥ずかしい、おそろしい思いをするより
家にじっとしていたほうがまだまし。
非難の声を直接聞かずにすむ。
迷惑かけ方が、少なくすむ。
生きていることが
「ごめんなさい」な、存在の私。
誰にも見られたくない。
消えてなくなりたい。
ね。
ちゃんと、自分で選んでいる。
外に出て、恥をかくよりは
ひきこもっているほうを選んだ。
そして、
「動けないから」という、
立派な理由もある。
もっと、醜さがうすまって。
心が広く、あたたかく。
そよ風で折れそうな軟弱な心ではなく、
必要なだけの強さがある。
誰のじゃまもせず、
楽しくそこにいられる。
そんなふうになったら
外に出られると思っていた。
そんなふうになれたら、
ガチガチのガードがゆるむと
思っていた。
無意識にね。
今ね。
何を告白したかというとね。
私は、
自分のことしか考えてない、
人からどう見られてるのか
そればっかり気にする、
ジコチューなナルシストです。
嫌われることはあっても、
私が思うほどには嫌われてないし。
迷惑かけることはあっても
私が思うほど、じゃましてないし。
自分で思うほど弱くもないし
醜くもないし。
そこに気がつくには
外に出てみないとわからない。
やわやわな自分をさらしてみないと
わからない。
でも、こわい。
私ね。今でも、こわいよ。
「いっしょにごはん食べよう」が
なかなか言えない。
「私が一緒じゃ、じゃまかな」が
浮かぶ。
それでも、仲間がいるのがわかる。
同じようなびびりがたくさんいる。
そんなの頭でわかってても、
ふてくさって、すねて、素直になれない
行動できないときはね。
もうしばらくすねて、ふてくさって、
ぶーたれていればいいよ。
あと一年半くらい、すねてても大丈夫だよ。
それを、自分が選んで決めていいい。
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