肩甲骨の動きが悪い


多くの場合、動き過ぎる方が痛みや症状を感じやすい。

動き過ぎる関節があるとすれば、動かしきれていない関節があるからです。


体を動かしていないことで、関節が固まるからそうなる。
だから、体を動かしましょう!
ストレッチしましょう!
筋トレしましょう!

などと指導された事はあると思います。






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右肩はよく動かしていて、左肩はあまり動かしてない。

ウツロイでの臨床で多いのは、
この場合、実際に硬いのは左肩です。
でも自覚症状としては右肩の凝りや痛みの方を感じる方が多い。



"動き"は、一箇所の筋肉、関節で動く事はありません。
複数の筋肉、関節がそれぞれ必要な働きをして、ひとつの"動き"を作ります。


動かしていなくて、固まる…
のではなく、無理な動きをして負荷をかけ続けているから、やがて痛みが出てくる。


右手を効率よく動かすには、別に左肩を固定する働きを作らなければ、右手はキレイに動きません。

無意識に、関節のセンサー(メカノレセプター)がそうさせています。







床に落ちたモノを拾うとき
「腰を折り曲げ、手を伸ばす」という動きの中で、いかに多くの筋肉や関節を使いきれているか?

腰と手だけで動かすのではなく、脚、股関節、腰、背中、肩甲骨、腕、首、手とたくさんの箇所の動きを取り入れ負担を分散させるのが正しい動きでしょう。




バンザイする時は、手だけを挙げるのではなく、股関節、腰、背中、肩甲骨、首、などを連動させてバンザイする。

手だけでバンザイすると、肩や首に負担が集中します。




そして、重要なポイントは、それぞれの動きがあるのに対して、その動きに合わせた、反対側の"固定"「止」が必要不可欠だという事。








うまく固定できないままに、動きを付けるストレッチや筋トレ、運動をすると返って痛める可能性が高いのです。


まず第一歩として、体の各箇所の「動」と「止」の連携を妨げる姿勢をやめる事です。

連携を妨げる姿勢は、前々から書いているように、胸を張って背筋を伸ばす姿勢です。
丸い背中を作る事で、痛みや凝りから解消される箇所がどんどん増えるでしょう。








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