MKZ_FACTORY です。

 

http://web.volkswagen.co.jp/afterservice/etc/pdf/recall/2016/2016_1130_1.pdf

 

H24年登録車からすでにこの症状確認していますが、なぜ対象にならないのでしょうか不思議です。

 

よくよく中身読みますと、製造不適切な部分をプログラムで被害を抑えるといった内容です。

不適切箇所は対策されていません。

 

日本国内での環境化ではサービスキャンペーン後も間違いなく壊れる気がします(笑)

もしくはメインプレッシャー圧低減させることで、基本設計が崩れていますのでどこかでしわ寄せがくるように思います。

 

民間整備工場で修理したものが後日リコール発表された場合、輸入車ディーラーは民間で過去に修理した分の修理金額返金(負担)に応じてくれるのかどうかも今後調べないといけません。(無理だとは思いますが)

 

ディーラー勤務していたころは、保証期間内の交換部品はメーカに基本返品しなければいけませんでしたので(途中から返品部品はメーカ指示でしたが今はどうなんでしょうか)、件数が重なった場合サービスキャンペーンやリコール&改善対策等されてきました。

 

保証期間が過ぎたものに関しては部品の返却やレポート義務がないので、ディーラーがメーカーにレポート(訴え)しない限り品質不良でも見過ごされて対策されにくいんだと思います。

 

特にDSGは、世界の中でもアジア圏内での不具合が多発しているそうです。

DSGの品質不良ではなくアジア圏内(日本国内含む)での使用環境が悪いとの理由で今後H20~H24年車の乾式7速DSGのサービスキャンペーンは出る可能性は低いと思います。

DSGに関するメーカー保証3年は世界でも日本くらいではないでしょうか。(他国は5年。北米は未確認)

 

乾式7速DSGの部品(メカトロ)は日本向けはEU圏内で、中国仕様は中国国内で生産されています。

中国国内では乾式7速DSGに関して10年16万km保証ですが、これは部品生産国のからみでそうなっているだけのように思います。

 

今回のリコールは乾式7速DSGが新型番(0AMから0CW)になった初期の物っぽいですが。

 

具体的にどのように変わったのか、対策されているのか調べてみたいと思います。

 

 

~ 一言 ~

上記の理由で当店の見解では新車から5年以上経過したDSG搭載車の現状渡しの中古車購入(とくに初期の乾式DSG)はおすすめできません。