食事から摂取すべき必須アミノ酸(体内ではつくれない9種類のアミノ酸)の一つ「ヒスチジン」は脳内でヒスタミンとなって、ヒスタミンニューロン(満腹中枢)を刺激するので満腹感が得やすくなります。
ダイエットの基本として脂質を摂り過ぎないことはさることながら、炭水化物(糖質)を少し減らし、その減らした分はタンパク質を増やして補い、食事の全体量は減らし過ぎないことだと考えます。
しかし過食は改めるべきです、ダイエット中にどうしても食べ過ぎてしまう場合には増やすべきタンパク質にヒスチジンが多く含まれる食品を選びましょう!
ヒスチジンが多く含まれる簡単なメニューは、
鶏肉
調理法は自由ですが皮は脂が出やすいので取り除きましょう。
ハム入りのチーズトースト
チーズはチュダーチーズ、パンはブランや全粒粉などの無精製に近いものにしましょう。
粉ミルク(ドライミルク)
栄養素がバランス良く含まれていて便秘解消にも有効です。
さんま
青魚にはDHAやEPAも豊富です。
但し、プランクトンを食べない養殖魚の場合にはDHAやEPAが期待できません!
卵かけご飯
かつおぶしをたっぷり掛けましょう!
かつおぶしにはヒスチジンが多い上に、うま味成分のイノシン酸が含まれているので満足感も高まります。
これらヒスチジンが多く含まれる食品は食後約30分経過すると満腹感が得やすくなります。
食べてすぐ満腹感が得られるわけではなく、吸収された後の効果ですので速攻効果を期待しないで下さい。