試奏器 準備中
2016 1021 ヨコハマ晴れ
飛び去るように日々が過ぎていきます。
今日は依頼品の作業の合間に、ニアCF加工の効果を体験して頂けるように試奏器を準備中です。
話だけだと、信じて貰えないからです。 どんなんだろう? 必要なことなの?
って方が実際に体験したら、これは是非自分の楽器にもやって欲しい、ってなるのが、これまでのお決まりのパターン。
そもそも弦が末広がりに張られているのにフレットが平行に並んでいること自体、大きな問題なんですから。
弦の張られてる場所によってスケールが異なっちゃってるんですからねえ。ピッチが合うわけがないのです。
既存のフレッティングはノコギリで真っ直ぐに引けばフレット溝加工が出来るから平行になってるだけで、昔は本当に手ノコでギーコギーコやってましたからね。
火星へ行こう!って言ってるこの時代に未だに300年以上前と変わらない構造のままなのは残念な限りです。
なんでこんなに狂ったピッチでみんな平気なの? って30年以上前からそう思い続けているワタシです。