お知らせ | tmpブログ

お知らせ

11/24 ヨコハマ快晴。穏やかないい感じの日です。

お知らせです。現在カスタム系のセットアップ及び依頼を受けているチューンナップ作業と平行して行っているのが写真のアコースティック・ギター達のセットアップです。今週中に全本作業完了させ、チェック出来る状態に持ち込む予定です。

内容は、元の設定を3×3のセパレート・ペグロケーションでのtmpアコギ用基本設定に作り替えた2本と、ヘッド構造をスロープヘッドに作り替えた上でまとめ上げた2本の計4本です。
その他にもあと2本程ユーズドの個体を用意しましたが作業ベースとして採用しませんでした。

この4本で通常の3×3のセパレート・ペグロケーションでのtmp設定の鳴りと、更には「tmpがアコギを設計するとこうなりますよ」と言うコンセプト・チューンとしてSH仕様の個体の比較ですね。
ベストバランスに作り替えた3×3設定での響き、これまでにこの響き/バランスを備えた鳴り方をする楽器は無かったと言えるスロープヘッド設定の実音を全本全く同じ012ゲージ弦を張ってのチェックが可能です。基本設定自体の違い+従来のアコギとの違い、それぞれを感じて頂ければと思っております。

ちなみに、今回の4本はトップ単板仕様なのは共通ですが、サイド&バックに関しては単板であったり合板であったりしてはいます。でもそこは通常の内容とは異なるtmpチューンの楽器達ですから、それぞれ30時間以上に及ぶ燻煙処理で単板/薄合板の差異は然程気にならないでしょう。
楽器はスペックじゃなくて音と言う結果が全てですからね。

ですから単に元のメーカーや値段、スペックなどは、この際ぜ~んぶ無視をして「結果的にどうか」それだけを確かめて頂きたいです。世界中探しても同じモノは無いtmp設定/作業内容のアコギ・サンプルから生涯手元に置いて弾き続けて行きたいアコギの新たな基準として捉えて頂けたら幸いと思っています。

これまでにも何度も申して参りましたが、ワタクシは楽器は製品としてどうかでは無く、音楽的にどうか、そこでしか考えていない製作家です。ですから従来のアコギの鳴り方で満足されている方やブランド派の方には無意味ですからご遠慮くださいね。

*気に入った個体に関してはチェック期間以降の販売予約として受付対応させて頂きます。

本当に深く鳴り響くギターをお探しの皆さん、お楽しみに。(^ ^)/

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