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January 31, 2014

夜間部 報告 CS製 J-45

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0131  本日2回目の報告は N さんの J-45 の燻煙が無事終了の報告です。

写真は、つい先程3セット目の燻煙を終了し、全体にまとわりついている煙脂を水研磨して落とした直後のショットです。その為にマッドな艶消し状態です。

今回は合計で34時間の処理でした。楽器が新しい個体ですから長めの処理を行いました。

燻煙処理中は2~3時間毎にチェックをしますので2時間以上の外出も控えますし勿論外泊も出来ません。深夜に及んだ場合は睡眠不足になりますので、無事終了しますとぐ~ったり来ますね。
明日の朝は少し寝坊したいです。

ちなみに、このギブソンはこの後、埋木したヘッド面の塗装処理を行って数日後乾いたヘッド面に新たなロケーションでペグ穴加工を施して行きます。まだまだ困難な作業は続きます。


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January 31, 2014

経過報告 川崎のMさん

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0131  ヨコハマ 晴れ

早くも1月が終わりますね。
これを読んでる多くの方がワタシより年下だろうと思いますので センパイからのアドバイス。
30代より40代、40代より50代の方が時の流れはいっそう早く感じますよ。

「年齢は重ねるごとに加速する」まるでアインシュタインの言葉みたいですが、ワタシの言葉。
それと案外皆さんが知らない事で「人間の身体は老いる一方だが 精神は20代のままである」

皆さんの周りにもお年寄り沢山いらっしゃいますでしょ? みんなね身体はすっかり衰えちゃってるけどね、中身は実は青年のままなんですよ。まさか~って思うでしょ?それがホントなんですよ。

勿論、本人は長い年月を重ねてるうちにいろんな経験も積んで来てるので、老いたる者は年長者たる振る舞いをしなくちゃ、って意識が身に付いてるだけで、本当の自分は若い頃と心の中身だけは大して変わらないんですよ。その意味では体力と精神のバランスは完全に崩れているんです。
お年寄りはみんなその事をじっと黙ってるんです。自分の気持ちに肉体がついて来ない事を受け止めて生きるしか無いからです。
だから若いうちの苦労は買ってでもしろ!って年配者は言うのです。歳を取ってからでは遅いのを知ってるからなんです。
特に若者の皆さん、どうかその事を分かってあげて下さいね。

いずれアナタも身を以て知る事なのですから。


写真は古いギブソンのLG-2 で、以前にチューン済みの個体です。
今回はメンテナンスとWBHのナット&オクターブサドルへと変更作業です。
作業自体は終わっていて後は弦を張ってナットの溝切り加工を済ますだけなんですが、弦が持ち込まれて来なかった為に現在新たに発注して、その入荷待ちです。

どうか弦は皆さん各自でご用意くださいね。ご協力お願い致します。
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January 30, 2014

お知らせ  t.m.p 製 2連スチールサドル完成

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0130 #-2

本日2回目のブログはお知らせです。
やっとハードテールブリッジ用の2連スチールサドルが仕上がって参りました。
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製造元のゴトーさんからはチタン製とブラス製の2機種が発売されますが、t.m.p 製ではサドルの上下アジャスタービスのサイズを指定変更してあるのと、素材がスチール製とブラス製の2種、と言う違いが有ります。
* この t.m.p 仕様の2連サドルは t.m.p 以外から入手する事は出来ません。

また楽器本体の設定の違いや取り付けるブリッジプレートの厚さの違いなどがある為にブリッジ単体での販売ではなくて、楽器本体を持ち込んで頂いて取り付け加工を行う形での受注方式です。

取り付け加工は主に円筒形のサドルのボトム面を取り付ける楽器のセッティングに合わせて切削加工し、アジャスタービスの長さも加工を加えてサドル上面からあまり飛び出す事が無い様に加工調整します。
*サドル単体で購入されてもご自分で取り付けするのは困難です。

ブラス製に対して、よりソリッドな音色で切れ込むサウンド傾向に有りますので、よりロック色の色濃いプレイヤーさんにお薦め致します。

今回はこのスチールサドルだけ10セットのみの販売で、サドル代+取り付け加工代金合計で
1セット、税込み¥10.500 での受注です。
既に予約で3セットが売約済みですので残り7セットのみの取り付け販売となります。ご希望の方はメールにてお申し込み下さい。

発送の際は必ず使用弦を同梱の上でお送りくださいね。お待ちしております。
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January 30, 2014

経過報告 横浜市磯子区のNさん

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0130   今日のヨコハマは荒れ模様です。

予定していた J-45 の燻煙はこの荒れた天候のせいで中止しました。

段取りを変更して先にブリッジ内部に仕込むブロック材にグランドアースプレートを接合したものの接着作業を行っています。写真



ニュースでiPS 細胞に続いて日本の、しかも若い女性研究者中心の女性グループが新たな万能細胞を生み出す事に成功したと伝えていました。
初回発表時には酷評され、それでも自分達を信じて研究を続けた結果、今回その成果が認められたとの事でした。
若き女性研究者が時には泣きながら酷評に耐えて自分を信じ抜いた結果だと知り、余計に嬉しく思いました。常識を覆した今回の研究結果に世界の研究者もさぞ驚いている事でしょうね。

常識なんて時代とともに変化するものなのです。
常識や定説、それに捕われてしまうと、それはまるで檻の中に閉じ込められて居るようなもの。

誰にだって世界を変えられる力は備わっているのだとワタシは信じています。
ただ それを魂込めてやるか、やらないか、その違いですね。 

アナタはどちらの人生を歩んでますか?

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January 29, 2014

29日 その2

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0129  #ー2

本日2回目のブログは先程と同じギブソン CS 製 J-45 のチューンナップ作業。

1枚目の写真:ブリッジの台座に段差加工を施す為の治具をセットしたショット。

2枚目がブリッジ台座の段差加工を終えた時点でのショット。




この後、ブリッジの内部に接ぎ木加工して弦のボールエンドの留る位置を変更し、同時に弦にグランドアースが落ちる様にします。

従来のブリッジ台座構造ではサドルが突き出ている同じ面から弦がセットされ、真後ろからサドルに弦は延びて行きますのでサドルには前倒しの力が加わり、同時に弦の張力そのものは弦を引っ張る事に多く消費されます。更に弦のボールエンド位置はブリッジ裏面のすぐ側に留まっている為にブリッジ周辺の木部をめくり上げる力が働きトップの変形を招いています。

ワタシの構造設計では段差構造により、ピン位置がサドルの突き出ているブリッジトップから一段低い位置から弦が出て来る為に弦の張力がサドルを下に押し上げる方向によりエネルギーが使われますので音が分離し力強い鳴りを引き出せる上に弦自体に余計に架かっていた張力が弱まる為にベンドし易く表現力も増加します。

更に変更されたボールエンド位置の影響で従来よりもより深い位置にボールエンドが留まりますので裏側からトップ材をめくり上げる力が以前よりも軽減しますのでトップの変形を起こさせにくいのです。

こうしたノウハウは皆さんもご存知の様にワタシはパテント申請してませんから以前からオープンノウハウにしていますので誰でも採用出来る有効手段なのですが、国内のメーカーさんの多くは例の如く、マーティン社やギブソン社その他ブランドメーカーが採用しない限りやらない様子。

これって昔の日本人のスタイルなんですね。
そもそも外国製品の模倣からスタートしてきた国内産業ですから外国のブランドメーカーの真似はすぐするけど国内のオリジナル仕様にはあまり興味を示さないのです。ユーザーさんもその点は殆ど変わらないですけどね。
ギブソン、フェンダーがやってる事はなんでも受け入れるけど国内から生まれたノウハウには興味を示さない。CFSもそうですしね。

これがスポーツの世界では日本の選手をみんなで応援するんだけど、ギター関係は海外の老舗ブランドのファンばかり多い。これって我々日本人の技術者にとっては恥ですよね。
日本人に日本のメーカーが応援されないなんてね。悲しいにも程が有る。

それを「いつかひっくり返してやる!」ってのが若かりし頃のワタシの目標でした。
今のワタシは「技術面ではとっくにひっくり返したよ」って正直思ってます。
但し、実情は日本人の意識は殆ど変わってない。外国製大好き。

まあ、ワタシのやるべき事は全てやって来ましたから最後は笑顔で引退します。(^0^)
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January 29, 2014

経過報告 横浜市磯子区のNさん2回目

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0129  ヨコハマ 晴れ

朝早くからギブソン CS 製 J-45 の2回目の燻煙に入ってました。身体が冷えきりますねえ。

写真は2セット目の燻煙処理が終わったところで一旦燻煙庫から出して、ペグのロケーション変更の為に元のペグ穴を埋木しているショット。
この後にブリッジの段差加工の為に治具を作成して段差加工を済ませてから3セット目の燻煙へと移行させます。

今回のペグ・ロケーション変更はペグのセット位置全体を3㍉程セロフレットから遠ざけるリロケーション作業なんですが、どうやらこのカスタムショップ製は初期の J-45 からマイナーチェンジした際にペグのロケーションに伴ってヘッド角も1度浅くなってますし、ヘッド面積もオリジナルの J-45 より一回り小振りになっています。この変更の意図が今ひとつ見えませんねえ。

このヘッド角1度の差を踏まえてペグ位置を算出した理想的な位置にリロケーションします。
狙いはオリジナルの J-45 の泥臭く腰のあるサウンドを備えさせるのが目的の作業です。

こうしたヘッド角の僅かな違いやペグのロケーションの1㍉、2㍉の違いがどれだけサウンドに影響を与えるかをしっかり研究した技術者でない場合、安易な設定変更により楽器の魅力を大きく損なう原因を自ら生み出してしまいがちです。何度も言いますが、まず楽器は設計が命なんです。

皆さんの目からは僅かな違いであっても皆さんの楽器にとっては単なる「製品」と「楽器」の違いの差を生み出すものなのです。今回のチューンでもその事を証明しましょう。

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January 28, 2014

経過報告 横浜市磯子区のNさん

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0128  ヨコハマ快晴

朝から庭先で燻煙処理の仕込みをしてましたが、さ、寒いっ!冷たい風で顔がカピカピになります。

今日は横浜市磯子区のNさんご依頼で写真のギブソン J-45/レフティ のチューン作業のスタートです。ごく最近の製造品です。
このモデルは J-45 との事ですが、オリジナルの60's/ J-45とは全く別の製品ですね。
ペグも、そのペグロケーションもブリッジ設定も 60's とは 明らかに異なります。

取り敢えず本体は燻煙処理を済ませますが、もしN さんが、代表的な 60's のJ-45 や J-50 のサウンド(典型的な例として、ジェームス・テイラーの初期のアルバム参照)をお望みであるのなら、最低でもペグロケーション変更とペグ自体もクルーソンタイプに変更する必要があります。

その際には一旦元のグローバーペグ用のペグ穴全てを埋木加工し、リロケーション位置にクルーソンペグ仕様のペグ穴加工を施して塗装処理も必要ですので、当初の見積もりプラス、¥ 37.000 UP となります。
あくまで、この現状のペグロケーションとグローバーペグの設定ではオリジナルの J-45 サウンドを得る事は全く不可能ですのでその点をご了承の上でご判断ください。ご指示頂ければ燻煙が終了次第、ペグ穴の埋木加工作業へと移行します。ご連絡をお待ちしております。

また t.m.p チューンに於けるブリッジ台座の段差加工もレフティー様の治具は用意してなかったので、新たに治具を作成する必要があります。
その他の作業としてはボールエンド位置修正/グランドアース処理とWBH ナット&オクターブサドル加工を予定しています。
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January 27, 2014

取り敢えず完成

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0127  ヨコハマ 快晴

いい天気です。寒いけどね。

写真は、なかなか特注の2連スチールサドルが上がって来ないので、サンプル試作のブラスの2連サドルで取り敢えず完成させたRetro City-LS です。
このモデルはカッティングマスターと名付けた特殊仕様。

サウンドは音を出す前から分かってはますが、やはりサイコーです。
ギタリストだったら弾く気がモリモリおきるサウンドですから何の問題も無し。

しかし、ひとつだけ問題が。
実はこのギターは友人の女性ギタリストのMちゃんが楽しみに待ってるギターなんですが、昨日の日曜、久々に彼女のライブに招待されたので西麻布のライブハウスに顔を出して現在彼女が使用しているフェンダー・シンラインを見せてもらったのですが・・

弦は細い09ゲージだし、弦高はペッタペタに低く設定されている。しかもリペアーショップで指板Rはオリジナルの180Rからフラットな400R近くにまで変更されている。

どおりで音が抜けてないハズだわ。フェンダー系のロングスケール設定で指板Rをフラットにするとそれだけでサウンドはベタつくドンシャリ化しますからねえ。しかも弦高が異常に低いから余計です。まあ、女子だし彼女も結構な年配ですから握力も無くなって来てるんでしょうね。

本人も「ギターの調子が悪くて音が抜けないのよね」なんて言ってる。09 ゲージはまだしも、このペタペタ弦高で音が抜けるわけ無いし、ダイナミクスも出ないのは当たり前。
弦の振幅が低い弦高で狭く抑えられちゃってるからこれじゃ鳴るわけが無い。

とは言え、あのギターに慣れちゃってる様子だしね。弱ったなあ~
今回は180Rの指板でプロトモデルとして完成させちゃってるので、この指板に低い弦高設定ではチョーキングが出来なくなっちゃうのです。対処方法はフレットを抜いて指板のRを300Rに変更するしか無いのです。
しかもRを平に削った分、指板高が落ちますからその分ネックに接ぎ木して仕込み厚を上げ無くて元の指板高に戻さなくてはならない上に再塗装もしなくちゃいけないので掛かるコストは8万をオーバーする作業。
出来ればそれは避けたいなあ~赤字決定ですからねえ。そうまでして行ってもミッドが薄れ気味になって行きますからね。ミディアムスケールでなら問題は無いのですが、ロングスケールのサウンドがベースの楽器ですからね。

この個体はそのままにして処分販売し、そのコストで新たに最初から作り直すかどうか、悩むところです。

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January 25, 2014

富士山の麓までデリバリー

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0125  ヨコハマ 晴れ

今日は仕事無しで、正月に顔を出せなかったオフクロや家族に会う為に富士山の麓まで行って来ました。お土産はヨコハマ名物のシューマイと先日作成したグランドピアノ型のまな板。

やはり思った通り、まな板は小受け。そんな事よりもワタシ自身が顔を出した事を喜んでいる様子。
それでもまっさらのまな板は台所ではなくて父親の仏前に置かれていました。

久しぶりに遠出をしますと、このままあても無く旅に出たい気分になりますね。
ワタシは以前に2年間、毎月日本を半周づつ旅してましたが長崎と佐渡だけ行った事が無いんですね。
それもその旅はあくまで仕事上でしたから、今度はいつかスケッチブックを手に純粋に旅をしてみたいです。日本って ホントにいい国ですよ。

ちなみに、晩年を富士山の麓で暮らしたいと両親が移り住んだ現在の我が家からはこんな感じで富士山を見る事が出来ます。これがリアルな本日の富士山です。

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January 24, 2014

 ちなみに

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0124 #-2

問い合わせに関して:
燻煙処理を行わずにセッティング変更だけのチューンナップは受けて貰えますか?との質問がこれまでにも有りました。

基本的には t.m.p のチューンナップは燻煙処理が前提でもあるワケですが、予算のご都合やソリッドのエレキに関してはこれまでにもお受け致しております。
アコースティック系への燻煙処理には木部の響き方が格段に向上するだけではなくて、経年変化によるトップの変形を食い止める為にもお薦めしておりますが、ソリッドボディの場合にはその心配は基本的には無いので予算が付けられない場合は設定変更だけでも構わないと言えば構わないでしょう。

デタッチャブル方式のフェンダー系の場合でしたら、まず最低限の作業として、ネックの仕込み変更(密着精度出し/仕込み角度修正/タッチアップ修正etc)、フレット上面のファイリング、ナットをWBH 材に変更、がベーシックチューン扱いですね。

この場合の工賃は個体差による作業難易度にも依りますが、¥30.000~40.000 程度です。

ギブソン系のセットネック・モデルはネックをバラせないので仕込み角変更が必要な場合に簡単には対応出来ませんから、まず持ち込んで頂いて現状確認を行ってのアドバイスからですね。
殆どの場合はネック仕込み角が強すぎるケースが多いです。
反対に仕込み角が浅すぎるケースは殆ど無いです。
ギブソンの場合、特にナッシュビル工場産に仕込み角がキツいものが数多く見受けられますね。
この場合はネックを取り外す作業と角度修正しての再仕込み加工が必要になりますのでかなり高額な作業になります。
またチューン0ブリッジのスタッドオンタイプ(ボディにダイレクトにスクリュー・マウントされていなくてボディトップにスタッドが打ち込まれている)設定は必ずダイレクトマウントに変更すべきです。(加工内容:埋木加工/スクリューマウントへの変更加工/ブリッジ自体も変更/リセットアップ作業 ¥15.000 UP)
ここを変更しないと音は痩せて音のコシもサスティーンも失われます。また取り付け位置自体も理想的ではないです。
チューン0ブリッジがダイレクトマウントでないタイプは必須作業と言えます。

またフェンダー系/ギブソン系 共に、
ペグロケーションに問題が有る場合は埋木加工~位置修正作業が必須となり、木部加工~塗装修正再取り付け、までの作業が必要になりますので ¥30.000 UP 程が見込まれます。

以上ですが、このパーツ変更無しのベーシックチューンだけでも楽器の基本的な鳴りが大きく変化し、ダイナミクスや表現力やレスポンスの向上が得られます。
3~4万のコストでそれが得られるのですから安いもんです。
既にこれまで2百数十本の作業が行われています。

ご希望の方は楽器に使用弦を同梱してお送りくださいね。内容はメールにてご相談ください。
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