環境省は7日、新潟県佐渡島に巣を作り、産卵した可能性が高いとみられていた放鳥トキのペアの巣に卵が1個あることを確認した。同省によると、一度卵を抱くのをやめたペアで、卵の目視確認は2ペア目という。
 7日午前8時15分ごろ、巣から約300メートル離れた地点から同省職員が目視で確認した。
 同省によると、このペアは昨年秋に放鳥された4歳の雄と2歳の雌。産卵したとみられる巣から4月12日に離れ、卵を温めなくなったが、同25日ごろ、別の場所で営巣を開始。同30日以降、産卵時の特徴である雄と雌が交代して巣に座り込む姿が確認されていた。 

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