弁護士法人TKY法律事務所 の坂本です。
先日、我が家でひやっとする出来事がありました。
ある土曜日、授業＆部活に出かけた子どもが19時を回っているのに帰ってこない
いつも土曜日は17持30位には帰ってくるのに・・・どうしたのだろと思った矢先に、学校の部活の顧問の先生から電話がかかってきました
先生 「○○さん家に帰っていますか？」
私 「それが、帰ってきていないんです」
先生 「授業の後、体操服に着替えた○○さんを見かけた、という生徒がいるのですが部活には
来なかったんです。何も言わずに部活を休む子ではないので・・校内を探してみます」
もう中学生だからと思いつつも、今、世の中が物騒でニュースでも痛ましい犯罪を目にすることが多いので、一瞬血の気が引きました。
どうしよう・・・と動揺しかけた時、私の携帯電話に子どもからメールが届きました
「ちゃんと家にはいますよ」、「いるけど、ひとりにさして」、「返事は絶対にしないよ」、「学校にも迷惑かけたようでホントにすみません」
えっ家にいる
家族が、子供部屋・トイレ・洗面・物置等を探してもいません。
広い家ではないのに、なぜ見つからない
やっぱり事件？いやそんな事はない！冷静になって考えてみる・・・・
心が病んだとき隠れたい場所・・・ピンときました
子ども部屋のクローゼットを開けると、ご愛用のタオルケットを頭からかぶり、体育すわりをしている子がいました
よかった
取り敢えず、学校へ連絡をし、子どもの部屋のエアコンをつけジュースをおいてそっとしておきました。
（どうやら、私が買い物に出ている間に帰ってきて、靴を下駄箱にしまったようでした）
でも何より家に帰ってきてくれてよかった。
家という場所が、子どもの居場所・安心できるという存在で本当によかった
これから先も、まだまだ色々な出会いや、経験、人間関係や異性に対する悩み等に直面していくのだろうと思います。
子どもでも、大人でもない今の時期、親である自分たちは、突き放すでもなく、こびるでもなく、子ども自身がどうにかこうにかして、解決していく過程を見守りつつも、いつでも前に進むヒントを与えられるような存在でいなくてはいけないと思いました。
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