裏妙義 木戸壁右カンテ (2015・3・31) | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

菜種梅雨での連続雨マークを前に、のんびりと岩トレに出掛けて来ました。
裏妙義の国民宿舎から丁手岩方面に向かい、約50分で取り付きがあります。
Ⅲ級からⅣ級の岩が120~13m位続く岩場で、南面の岩ですのでポカポカ陽気満喫しての岩トレでした。

国民宿舎 裏妙義です。
快く駐車場に車を停めて頂きました。

届け出は事前に仲間がネットで手続き終了です。
宿舎周辺にありました。

1時間ほど登りましたが、この陽気で汗だくでした。
身支度を済ませて登り始めましたが、気分爽快!
快適に登れるルートですので、どんどん登ります。

Hさんは半袖でガンガン登って来ます。
良い陽気になりましたね!

この辺の岩は若干脆いようですが、その分ピカピカの中間支点のボルトが沢山打たれていました。
脆い岩をカバーするように、ボルトの数で対策をとってください。・・・と言うのが整備した人の気持ちなのでしょうか。
有り難いです。

この辺に来ると高度感も幾分高まります。
また写真で見える泥地は、靴がズルッとしてバランス崩しそうな気がして、慎重に足を運びました。

振り返ると、表妙義の稜線が雲に霞んでいました。
左のピークが白雲山です。

事故の多い鷹返しも見えてました。
そして足下の岩頭も・・・

拡大です。

こんな岩の頂上部で良く松が成長できるな!・・・と感心です。

岩松もカラカラの乾燥でこんな状態でした。
でも山菜は見事に緑色です。
食べられるそうですね。
緑色の山菜の名前が思い出せません。
・・・まいっか!


終了点に着いて、小休止をしながら下を見ると、国民宿舎が見えてます。


少々空腹感でそそくさと下山開始です。

50mロープ2回半で取り付きへ下りて来ました。

ロープ回収の際、ここの岩の摩擦係数が高いのか、引くのに結構な腕力が必要でした。
ロープ回収で汗だくでした。

のんびりと日帰り可能なマルチピッチク ライミングを楽しんで来ました。
こんな楽しい岩場が日帰り可能で出来るのは、私も環境に恵まれていますね。

もう暫くは山ビルも大丈夫でしょう。


「楽しかった~。」・・・とHさん。


帰りの山道の端にこんなもの見つけました。

昨年の光景が目に浮かぶようです。