2016 LIVE REPO 20th. HaKU Last Tour -最後まで踊れ- | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。



はー…

まさか今日という日が来るとは。

昨今、休止や解散するバンドは

海外だけに止まらず、日本でも増えてきた。

今回、ライブに行くバンドも

正真正銘、今日がラストライブです。



HaKU Last Tour 
-最後まで踊れ-




最後の地は、代官山UNIT

奇しくも、自分が初めてHaKUのワンマンを見た箱だ。

UNITに始まり、UNITに終わるか…

何とも言えない気分にさせてくれるな。




整理番号 327

今回の倍率が如何程かはわからんが

先行で取れて良かった。

取れなかった人にも考慮し

今日のライブはニコ生でも配信らしい。

開場に間に合うように到着し、

荷物をロッカーに預けてフロアへ。

会場から開演まで30分

ほぼほぼ定刻通りにはスタート。

会場の暗転と共にフロアからは歓声。

SEと共にメンバーがステージへ。

HaKUのラストライブ、開始です。




dye it white
1曲目は『白に染めろ』と、バンドを表すようなタイトル曲
dye it white
リズミカルなダンスナンバーに
早くもフロアが揺れる

masquerade
続くもキラーチューンのmasquerade
フロア中央にはピットも出来、カオスに。
そして至極のシンガロングも。
今日はドラムが低く、圧がないかね?
ラウド系のバンド並に迫力あってかなり好きなんだが。

Gravity
3曲目でキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
個人的にHaKUの中で最も好きな曲"Gravity"!
おう、この曲きたら暴れないワケにいくまいよ。
ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ オレモ混ゼロー!!!!!! と、
ピットへ突っ込み、モッシュに汗流しました。

衝動
ドラマ監獄学園の主題歌になった"衝動"
実はHaKUのライブ、2年ほど遠退いていたので
これをライブで聴くのは初だったりします。
なるほど、ライブだとこーゆー感じなのね( ˘ω ˘ *)フムフム
と、むしろライブ感を楽しんでました。


楽しんでますか東京!
(いぇーい!)
今回、この代官山UNITは
僕らが『Simulated reality』ってアルバムでデビューした時に
ここでライブをさせてもらって…
その頃のライブを超えたいって思いもあって
代官山UNITを選びました。
まだ4曲しかやってませんが
既に超えました!ありがとうございます



解放源
軽いMCを挟み、個人的HaKU三大名曲の内の
2つめ、"解放源"がここで。
Gravity共々、割と早めに出してきましたね。
2年越しでもHaKUリスナーって良いなぁって思ったのが
辻村さんの『踊れ!』の煽りに対して
ツーステじゃなく、モッシュをすること
今日はディッキも少なかったし、
フロアがとても心地よかった。

asayake
序盤のダンスタイムもここらから落ち着いていくかな?
ミドルテンポの"asayake"
ラストライブのセトリにこれが食い込んでくるとは
ちょっと意外な気もしました。

listen listen
三好春菜萌え曲キタ━━━━(*゚∀゚*)━━━━ !!!!!
エモーショナルなメロディに
春菜さんのボーカルが映える隠れた名曲。
今日は春菜さんメインの曲はlisten listen
"シアワセノオト"じゃなかったところがわかってるね!
と、とても満足しました(*´ω`*)←
曲終わりの春菜さんの『ありがと』に
今日もキュン死にしました(*´д`*)←



えー、今日で最後ということで
僕らの9年間、新旧の曲でセットリスト組みました。
楽しんでくれてますか?

(いぇーぃ!)
僕ら解散ってことで、最後にベストアルバムを出しましてですね
みんな聴いてくれた?
ベストアルバムが出来るとやっぱ聴いてしまうんですが…
(春菜さんにチラ見)聴くよね?



聴く聴く 笑



昔の曲とか聴くと、声が全然違ったりしてね笑
そんな僕らの9年間を詰め込んだんですが
すげぇ良いアルバムになりました!

次はそんなベストアルバムから昔の曲を…
当時、ホンットにがむしゃらになってて
僅かな光でも見つかるように…
そんなことを込めた曲です、聴いてください
"光"




『Simulated reality』ツアーの時、
まさに今日と同じ代官山UNITで、この曲を初めて聴いて。
帰ってから速攻iTunesで買ったという
自分にとっても何気に思い入れのある曲です。
最後にまたこの場所で聴けるってのがまた、ね…
曲調とも相まって何とも言えない感情を
引き起こしました(´・ω・`)
所謂、初期音源になる作品だけど
こんなのをバンド結成して僅かで作るってね…
そりゃ周りは期待するよね。名曲

novel
Gravityと同じような、飛び道具感のある
ギター音が秀逸な"novel"
HaKUの魅力やスゴさはこういったところを
"人力で"やってたとこだよ。
打ち込みとかじゃないんだぜ?
やっぱりこれがHaKUだよね、ってのを改めて感じる。

アステリズム
タイトルになぞらえるようなリズミカルさと
エモーショナルの掛け合いが秀逸な"アステリズム"
フロアもこのへんは下手に暴れず
聴く方に注視してたように思う。良客

透明で透き通って何にでもなれそうで
まさにタイトル通り、透明感のある
辻村さんのハイトーンを味わう曲。
フロア中が聴き入っていた。
途中、攻撃的なリズムになる部分が
個人的にはめちゃくちゃ好きです。



こうして僕ら9年バンドやってきましたけど
最初はこんな音楽やろうって行ってなかったからね笑
R&Bやろうぜ!みたいなwww
オレ最初ヒップホップやってたからね



帽子かぶった上からパーカーのフードかぶってなぁ笑



あなたも最初ピアスだらけでしたよね?笑
顔中ピアスだらけ!みたいな



(いやいや( ´∀`)ノシ)



なんか魔女みたいなデッカイ帽子かぶってたよね?



あれをな、ニューヨークにかぶっていった時に
ハロウィンか!言われた笑


辻村さんと春菜さんって、前から
こんな夫婦漫才みたいなことしてたっけ?w
まぁ面白いからいいんだけどwww


そんな僕らの最初に作った曲やります。
これやるのは…何年ぶり?



んー、まぁ先週やったけどな笑



そういうこと言わない!w
このツアーでやるのは?w



7年ぶり…かな?



7年ぶりです!
そこのディキーズのやつ!ちゃんと踊れよ!


辻村さんもディッキ族がどういう連中か
認識はあるのなw
でも、今日はホントに全然いなかったよ?笑

夢見枕
そんな感じで始まった"夢見枕"
ライブで聴くのはもちろん初なんだけど
マジでダンスロックやってるHaKUからは繋がらないレベルの
リズム&ブルースっすねwww
でも、こんな大人な雰囲気の曲が
"光"と同じ『WHITE LIGHT - EP』に入ってるとか
初期の曲の振り幅ハンパないな。



ミドルな曲が続きましたが…
それには理由があるんだよ。
ふぅーーー……
踊るか!
最後にめちゃくちゃ踊れる曲を作りました!
新曲やります!


red or blue
春菜さんの唸るベースが光るイントロやべぇ。
こういうダンス"ロック"なHaKUはとてもかっこいい。
ハイテンポなHaKU式踊れるモッシュソング"red or blue"
それまで大人しくしてたフロアも一気に熱量上がりました。

1秒間で君を連れ去りたい
立て続けにアップテンポで攻める"1秒間~"
フロアのモッシュ隊も勢いを増す。
思えば"1秒間で君を連れ去りたい"って
曲のインパクトは抜群だよね。

Archaic smile
そして藤木さんの攻撃的なギターから幕を開ける
インスト曲"Archaic smile"で
フロアは更なるダンスフロアへと変貌。
こんな人力飛び道具バンドなんだ、
演奏技術が乏しいことなど全くなく、
こういったインスト曲で見せる楽器のみの破壊力たるや。

think about you
ノンストップライブの時のように、
演奏はそのまま途切れさせず"think about you"へ。
終盤の攻めっぷりが良いね。心地良いね。
フロアも大盛り上がりで楽しそうだ。
やっぱライブはこうでないとね。


最後まで楽しんで帰れよ東京!


everything but the love
辻村さんの短い煽りを経て
ラストに持ってきたのは"everything but the love"
初っぱなから
ヾ(*≧□≦)ノ うぉっおっおっおっおっおっおっお!!!!!!
と、シンガロングから始まる。
Gravityで終わるかと思いきや、3曲目にきちゃったからね。
そして締めはコレで来るか。
シンガロングしながらのモッシュでフロアもカオス化。
最後に相応しい盛り上がりを見せた。



と、言ってもまだ終わりではなくアンコール

最初に出てきてくれたのは春菜さん



いつもはここでグッズ紹介をしてるんやけど
みんなが買ってくれたおかげで完売御礼ということでね、
やらなくて良いということになりました。
ホントにありがとう



ファンタスティックミラーボール
アンコール1曲目はベストに収録された新曲の内のひとつ
"ファンタスティックミラーボール"
近年のHaKUに見るポップス寄りなダンスナンバー。
フロアのミラーボールにも明かりが灯され、
さなから雰囲気満点。


20代のほとんどをこのHaKUというバンドで過ごしてきました。
9年、バンドというものをやってきて
そりゃ嫌なこともあったし、
辛い言葉をかけられてきたこともあります。
でも、9年でこれだけの人が集まってくれた
これが僕らの9年間です

9年間ありがとうございました。
9年間好きでいてくれてありがとうございました。
……ありがとうございました



the day
からのこの曲はちょっと卑怯だよね。
既にMCの時点で泣いてる人もちらほらいたけど。
今回、残念ながら自分の目から汗は出なかったけど
この最後の最後にさ、この曲のシンガロングパートはさ…
ヤバイよね。
HaKUの持ち曲の中で、
これほどラストに相応しいものはないと思うわ。



これで終わりかと思いきや…

お、ダブルあるんですね。

再びメンバーが登場し、

スタッフや事務所の方、見に来てくれたバンドマン

全員に感謝の気持ちを述べていきました。

そしてマネージャーの山岸さんにも。


山岸さんにはホントにずっと見てもらってて…
海外へ行くにも山岸さん、
日本のどこへ行くにも山岸さん、
食事する時も山岸さん。

そんな山岸さんにホントにお世話になって
キツイこと言われたこともあったし、
どこか違う方向へ向いてたら正してもらったり…
『藤木くん違うよ』ってw



は?え?ちゃいますよね、山岸さん?www


もー、こんなことばっかしてるから
涙出ないんだよwwwww
いや、まぁ笑って終われるのがいちばんだけどね( ´∀`)


今からやるのは、そんな山岸さんがいちばん好きな曲です。



やるとき、俺らより先に座って待ってるもんなw



『まだやらないの?』ってねwww



wait
そんな山岸マネージャー太鼓判の"wait"
オレもこの曲好きだよ、山岸さん←
これも"光"同様、ライブで聴いて好きになった。
そしてこれを前哨戦として…

Karman Line
"the day"ENDでも秀逸すぎたから
やってないのわかってたけど終わりだと思ってた。
でもw-en、最後の最後にきたね、
三大名曲の最後のひとつ"Karman Line"
なりふり構わずピットに突っ込み、
モッシュに汗流した。
明後日のサマソニの為に控え目で見るつもりが
気付けば初っぱなからガンガンにピットに突っ込んでましたね笑

HaKU Last Tour - 最後まで踊れ - FINAL
最高のセトリ、最高のライブをもって
幕を閉じました。


setlist - セットリスト

01. dye it white
02. masquerade
03. Gravity
04. 衝動
05. 解放源
06. asayake
07. listen listen
08.
09. novel
10. アステリズム
11. 透明で透き通って何にでもなれそうで
12. 夢見枕
13. red or blue
14. 1秒間で君を連れ去りたい
15. Archaic smile
16. think about you
17. everything but the love


en
18. ファンタスティックミラーボール
19. the day


w-en
20. wait
21. Karman Line



MCのタイミングや内容は

いつも"雰囲気再現"なので大目に見てもらうとして。

最後にメンバーがそれぞれを紹介し


イケメンギタリスト 藤木寛茂
スーパーベーシスト 三好春菜
色黒ドラマー 長谷川真也

地声とのギャップで女子を虜にした
罪深きファルセットボーカリスト 辻村有記



まぁ、辻村さんへの反応に男ばっかりなのは

さすがにツッコんでましたがw



終わってしまったなぁ…

これでまたひとつ、秀逸なバンドの歴史が。

バンドの解散自体は残念以外の何物でもないけど

春菜さんも言ってたけど

終わり方としては最高だったと思う。

良いライブだったし、良いバンドだった。


最後に辻村さんが

『…オレたちは止まらないぜ?』


と吐き捨てていったけど

既に次のバンドなりプロジェクトなり

動き出してんのかな?

ともあれ、インスタを始めた辻村さんを

まずはフォローしないとね笑



そんなこんなで、

どちらかというと""より""で締めくくったHaKU

良い最後に立ち会えたこと、

何よりHaKUというバンドに出会えたことに

素直に感謝したいです。





来週中にはHaKUの別記事書きます。

お暇な方は是非遊びに来てください。