2016 LIVE REPO 14th. The Wonder Years JapanTour | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。



来日情報】の時の記事で

行くのは最後の最後まで迷うと書きましたが

やっぱりね、現行のPOP PUNKシーンを追いかける上で

このバンドの存在は欠かせないってことで

参戦を決意しました。

本日は、1年1ヶ月ぶりとなる

Hit The Lights 公演】以来の高円寺HIGHにて



The Wonder Years JAPAN TOUR 2016

Roam (UK)
WIith Confidence (Australia)
Cautioners (US)

という若手の注目株を揃えての

TWY、2度目となる豪華JAPAN TOUR

追加公演となる本日がJAPAN TOUR最後の公演です。



開場数分後くらいに到着するも

フロアは閑散

前日に買ったチケットの整理番号は114

オールスタンディングでキャパ300とされてる箱とはいえ

体感的には250、それより小さいかもしれない。

そんな箱で前日に買った番号が114?

ホントに100人も来んの…?



DEXTER
ってフロアに30人も満たない内にライブはスタート。
昨年9月のAs It Is の時ぶりかな?
メロディック寄りのPOP PUNKは今日も健在。
(*・∀・)速曲イイヨー、速曲
2曲目でTaylor Swift 
"We Are Never Ever Getting Back Together"をPunk cover
As It Is の時は"Under The Sea"だったよね。
DEXTERのPunk Coverシリーズ好きだなぁ。
有名曲のカバーには、多くの外国人客もノリノリだ。
今日はベースの人の笑顔が眩しかった。
どのバンドでも、ベースは割と良い笑顔でライブしてる人多い。
開演後、徐々に増えていった客も
コール&レスポンスで上手く乗せてました。
これからもKRI系のライブで見る機会あるかな?
RNR系にも違和感ないバンドだよね。
今後の活躍にも期待。

DEXTER
 - 1st EP 試聴版
 - The Anthem


Cautioners
フロアの密度が上がったな。
海外勢1組目はUSからCautioners
遠目から見たボーカルの外見が
何となくTSSFParker を彷彿とさせるのはオレだけだろうか。



陽性POP PUNKな音を鳴らしつつ
オルタナロック的な曲もありました。
上手いこと煽り、フロアの熱も上げていく。
やっぱこのへん外国人ならではのライブの上手さを感じた。
伸び代しか感じないバンドのこれからが楽しみ。



最後は手を合わせて『アリガトウ』と
言ってくれました。

Cautioners
 - Daisies
 - Lost Cause
 - All I See


ALTERNATIVE MEDICINE
オルメディはー… いつぶりだ?
SC/NDIG TOURぶりか。
最近定番の"Kiss Me (Miss Me)"スタートから、新曲
IG TOURでもやってたこの曲が、
バンド予約で先行入手できるやつかな?
MVなら映像見たさで聴いちゃうかもだが、
音源のみの小出しはあんまり好きじゃないので
今日はオルメディ予約でなく、チケット買ったよ(´・人・)ゴメンネ
今日は外国人多数のフロアながら、
曲間が静かで良い!さすが日本だね!
日本にいるなら日本っぽさ出さないとね!
と、shoさんがTHE 日本なフロアをいじり。



"Feeling Story"→"Forever"と続く。
ラストの"Forget About It"では、まさかの
ステダイが飛び出したが、身内かな?笑
思いのほか、フロアの外国人の反応も良く
今日もリエティが可愛かったです(*´ω`*)←

つか、新譜の詳細はよ!

01. Kiss Me (Miss Me)
02. (新曲)
03. Feeling Story
04. Forever
05. Forget About It


With Confidence
最近のバンドでピンボーカルじゃない
海外POP PUNKバンドって久々に見る気がする。
海外勢2組目はオーストラリアからWith Confidence



メンバーが陽気で明るく、
楽曲にもそんな明るく楽しい曲が多かった。
ステージ上での雰囲気を見るに、
メンバーも仲良いんだろうな。
時おり見せるエモーショナルさのギャップが○
Castawayのこと言ってた。
Castawayは何かボーカルに仕込んで



こんなん言わせてたしなw
オルメディもawesome言われてたね良かった。
ライブ後にボーカルが



ってツイートしてたよ( ´∀`)b

With Confidence
 - We'll Be Okay
 - London Lights
 - Keeper


Roam
個人的な本日のメインアクト
同じUK出身のPOP PUNKってことで
As It Is よりかはNeck Deep に近い。
As It Is からアイドルっぽさを抜いて
硬派に振り切ったような
男臭さ溢れるPOP PUNKで非常に良かった。



そして近年のPOP PUNKによく見る
ピンボーカルスタイルのバンドは
会場の誰よりもボーカルが飛び跳ねてた。
途中、Cautioners のボーカルが飛び入り



その後フロアでピットにも紛れてたw
どんだけRoam 好きやねんw
今回の海外組の中で唯一、新譜を入手していたRoam
選んで正解だったと言わんばかりの良ライブでした。

Roam
 - Warning Sign
 - Over Your Head
 - Head Rush



The Wonder Years
そして本日の主役が登場。
昨年9月にリリースされた新譜『No Closer To Heaven』が
リリース初週の全米アルバムチャートで9位
ビルボードで12位という、
POP PUNK界隈では異例とも言える数字を叩き出した
The Wonder Years、約3年ぶりに日本凱旋



初っぱな、その新譜からの曲が
立て続けにプレイされる。
POP PUNKというか、
Emo方面に特化したようなアルバムだった故か
そんな楽曲にフロアもまだ様子見感がみられる。



過去曲も織り混ぜてはいるものの、
それもアッパーな曲ではない為
盛り上がりこそすれ、
まだこんなもんじゃないだろ感が半端ない。
最初に爆発したのは"Don't Let Me Cave In" かな。
最近のはそうでもないけど、
やっぱこういう曲やってるTWYは大好きだわ。



同じく"Passing Through A Screen Door"でも
同じような爆発が起こる。
シンガロングステダイに、
そういうのがバンバン起こるTWYライブのが良いな。
そこからの終盤戦はTWYのパフォも、
フロアの熱もかなり上がってた。
ラストの"Washington Square Park"とかも
すごかったもんね。
With Confidence のボーカルが飛び入りしてきたのは
ラストだったか、アンコールだったか…



アンコールの"Came Out Swinging"も
当然のことながら
フロアの熱に押されて?のダブルアンコール
ここでまさかの"Logan Circle"は
完全に今日イチの大爆発を見せた。
現行のPOP PUNKシーンのトップを走るTWY
その実力をこれでもかというほど見せつけたライブでした。




SET LIST - セットリスト

01. I Don't like Who I Was Then
02. Local Man Ruins Everything
03. There, There
04. A Song For Ernest Hemingway
05. Dismantling Summer
06. Don't Let Me Cave In
07. Cardinals
08. A Song For Patsy Cline
09. Passing Through A Screen Door
10. Cul-de-sac
11. The Devil In My Bloodstream
12. Washington Square Park

en
13. Came Out Swinging

w-en
14. Logan Circle



申し訳ないが、載せたセトリに確証はない。

前日の下北のセトリに、

Logan Circle を加えたものにしただけなので

悪しからず。



TWYは当然のことながら、他のバンドもどれも良かった。

でも、soldはしてない。

こんなビルボード12位を記録するバンドでも

日本ではこんな小箱すらsold出来ない。

ライブ後に『TWY』でエゴサしても

Twitterもインスタも、今日のライブのことが

全く出てこない

これほどのバンドでも全然話題にならない。


前回の記事】で書いた、ドヤッてたような阿呆は

間違いなく今日みたいな現場にはいないだろう。

バンドはどんどん新しいものが出てきて、

クオリティだって申し分ないのに

日本のシーンじゃ、それが取り上げられない。

故に小さく、狭いコミュニティの中でしか盛り上がらない。

悲しいかな、これが

日本の音楽シーン、洋楽シーンの現状なんだなぁ。

それでも海外から呼んでくれる人たちがいて、

来てくれたバンドも、場所や売上なんて関係なく

最高のライブを見せてくれる。

本当に頭が下がる。

そんな日本の状況を少しでも緩和していけるように

今もこうして、こんなところでレポを書いてる。

日本の音楽シーンが、洋楽シーンが

少しでも活気づけば良いな、と。

超微力ながら、これからも

レポに、レビューに、それ以外の記事に

勤しんでいこうと思う。


何はともあれThe Wonder Years

CautionersWith ConfidenceRoam

日本に来てくれてありがとう。

KICK ROCKさんも

彼らを日本に呼んでくれてありがとう。









Next Live Show
Strung Out / A Whilhelm Scream / Not On Tour
JAPAN TOUR 2016
@吉祥寺club SEATA