今や立派なリア充バンド"BIGMAMA" | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


良い年して

LINEが既読スルーされたからって膨れてぶーたれてることを

わざわざご丁寧にTwitterで報告・アピールしてる女性…

ごめんなさい

イタイ】【気持ち悪い】という感情が芽生えて止まりません。

ガキじゃねーんだから

40前後にもなるのに、既読スルーごときで…(。-ω-)

LINEアンインストールすれば?笑 って言いたくなります。

これはメディアにも責任があるが

このくらいの年齢でいう"女子会"という言葉に違和感を覚えたり

いつまで経っても恋愛脳だったりとか

まぁ男女問わず

さすが、未だに"バカッター"の別称(蔑称)が名高いツールの

ヘビーユーザーの頭の中身はたかが知れるってのも頷けます。

彼氏彼女が欲しい!って言ってる人ほどダメだったり

結婚したい!って言ってる人ほど遠退いてたり

まぁ、一種の引き寄せの法則みたいなもんでしょ。

お互いがそう思ってりゃいいが

一方にガンガン詰め寄られても、そうでない相手からはウザいだけやろってね。



今回はそんな

いくつになっても恋愛脳な、女子!乙女!を自称できる方々にはもってこい

そうでなくても

世のリア充さんたちには是非ともオススメしたい



に触れていこうと思います。


なんて言いつつも

過去のレポから読んでくれた人なら承知かもしれませんが

かく言う自分も

2011~2013の2年間、BIGMAMA大好きで

ことあるごとにライブに足を運んでおりました。

そして2013年11月

過去の楽曲もセトリに組み込むという

"We Don't Need A Time Machine" 3days公演を最後に

BIGMAMAのライブには顔を出してません。

どうしてBIGMAMAを追いかけなくなったのか

その理由も含め、少しBIGMAMAの歴史に触れていきましょう。



2010年9月

ライブ歴2年目の自分が、初めてBIGMAMAのライブに行った日です。
1st Album "Love and Leave" ツアーの"リターンズ"公演@新宿Loft
MAMAライブ初参戦であり、モッシュデビューしたライブでもありました。

BIGMAMA
 - the cookie crumbles
 - Neverland
 - CPX


この頃は、新譜の『Lift A Sail 』リリース前までのYellowcard
要は、Dr. L.P.脱退前までのYCを彷彿とさせる如く
エモパンク・メロコアの激しいサウンドに、バイオリンの音色が心地良いバンドでした。
フロアにもキッズが溢れ、カオスな空間になるも
どこかピースフルな雰囲気が漂う。
それがファンを含めたBIGMAMAの音、BIGMAMAのライブの魅力だったように思います。


2011年3月

日本国民、ひいては世界の出来事としても大きな東日本大震災が起こります。
"自粛"の波に追われ、3月・4月、様々なライブがどんどん中止になっていきました。
そんな中、クラシックの名曲をカバーした"Roclassick"のツアーファイナルを
3月末に控えていたBIGMAMA
世間の"自粛"にも負けず、
今、自分たちが出来ることは何か、と不安と葛藤に苛まれつつも
ツアーのグランドファイナル公演を、予定通り行うことを決意。
世間から、周りからはどう思われようと
あの日、あの時、あの場所にいた人にしかわからない空気間
BIGMAMAの想い

忘れられないライブになったことは言うまでもありません。

BIGMAMA
 - 走れエロス
 - 荒狂曲"シンセカイ"
(not official)


2012年3月

4th album"君がまたブラウスのボタンを留めるまで"を引っさげ
指定席公演を年1でやってきたBIGMAMAの、
TOKYO DOME CITY HALLにて、2012年唯一の指定席公演。
しかし、この日は
vo.金井政人の喉が絶不調。
普段の高音ボイスなど到底出ず、擦れ声になったかと思えば、
最終的にほぼほぼ声すら出なくなる。
それでも今日にかける思いを尊重し、ライブを行ってくれた。
金井さんの声が出ないところは、他メンバーと、そこに来ていたファンがカバー。
この日はこの日で、またとても印象深い公演になったことは言うまでもなく。

BIGMAMA
 - 秘密
 - #DIV/0!
 - until the blouse is buttoned up


でも、個人的にではあるが
この2011/2012の3月公演が
良くも悪くも、金井さんの、BIGMAMAの転換期になったと思う。


2013年11月

昨年からのシングルラッシュ、そして"君ブラ"での若干の路線変更、
そしてこの年に発売した5th Album"君想う、故に我在り"では
もう初期の激しかった面影はなく、ツアーも行きませんでした。
しかし、11月
過去の曲もやるという"We Don't Need A Time Machine"3days公演で
久々にBIGMAMAのライブへ。
BIGMAMAで繋がった友達が最も多かったので、半ば同窓会みたいなノリで
セトリも3daysほぼ別で、過去曲はやっぱりライブ向けな曲ばかりで。
久々に楽しいMAMAライブを実感したのでした。

BIGMAMA
 - Paper-craft
 - かくれんぼ
 - Dowsing For The Future
 - 君想う、故に我在り
 - alongside



2014年
"タイムマシン"を最後に、昨年は全くBIGMAMAには寄り付かず。
BIGMAMAから繋がった友達も、ほとんどがBIGMAMAのライブには行かなくなりました。
クラシック曲のカバー"Roclassick 2"がリリースされるも
やはり1の時よりも曲は緩め。
そしてシングルをリリースするのも変わりなく。
どの曲も聴いてはみるものの、やはり過去の曲ほどハマるものはなく…
完全に"昔はよくライブに行ったバンド"になってしまいました。

BIGMAMA
 - Sweet Dreams
 - Swan Song
 - ワンダーラスト



2015年
6th Album"The Vanishing Bride"をリリースし、
ツアーが4月から始まる模様。

BIGMAMA
 - A KITE



こんな感じで、

自分がBIGMAMAを知ってから今までの歴史を振り返ってみました。

記事にも書いたように

やはり震災直後のライブと、声が出なかったTDCH公演が転換機だと思われる。

それまでのBIGMAMAの曲は

恋愛、家族愛、人間愛、etc 『』のある曲はありつつも、

"cpx"や"かくれんぼ"など、割と『負の感情』を持った曲も多かった。

人間なんだし、それでもいいじゃん的なさ。

cpxなんて、略さなければ"Complex(コンプレックス)=劣等感"だしね。

恋愛ソングも、

好きなんだけど素直に言えない』みたいな雰囲気があるものが多く、

暗いテーマも、恋愛テーマも、

曲を作る金井さんの人柄がよく表れていたと思う。


近年の曲は、やはりメインで曲作りをしているのが金井さんの為

曲の世界観はそこまで変わらず、秀逸なんだが

如何せん、曲調がおとなしくなりすぎて。

でも、同じ『愛』や『負の感情』を扱ったとしても、過去曲とはどこか違う。

そんな感じがする。

やっぱり金井さんの意識が変わったせいだろう。

そして日本詞の大量増加。

それが悪いことだとは言わないけど

恋愛ネタで、わかりやすい日本語詞、そして曲調も緩く、

ってなると、自ずとメインとなるリスナーや客層は変わってくるわけで。


加えてMV

昔から金井さんに焦点を当てたMVは多かったものの

最近のはあざといほどに、金井好きの為のMVが多い気もする。

そもそもこの記事を書こうと思ったキッカケが

最新作である"A KITE"のMV見てからだし。

バンドの意向か、レーベルの意向か知らんけど

金井さんをアイドル視させるようなのが多くねーかって。

オマケに会員限定の公式サイト作ったりとかさぁ。

2013のXmasライブも、ストリーミングで見てたけど

ギターにキスする金井さんとか『うわぁ…』って思ったもんな。

『愛してるよ~』って言ったりとかさ…

昔のBIGMAMA、昔の金井さんを知ってる人は

そんなこと恥ずかしくて出来ない、言えないって人柄だったのにな

って口を揃えて言うだろう。

逆にそういうところが良かったのになって。

まぁ、今のメインのリスナー(若年層、女、リア充?)からすればそれもいいんだろうが

昔のリスナーは戻ってこないよね。

タイムマシン公演やったりとか、今さらになってcpxのTシャツ出すとか

そういう部分で、過去ファンを繋ぎ止めようとしてるとしか思えなかったもんなぁ…


ここ日本で、

音楽で食ってくってなると

どうしても聴きやすい曲、多くの人が共感する内容、

を以ってして、ファンベースを獲得することが必須条件で。

そもそもリスナーの質が低いこの国で"売れる"ってことは

ホントに"音楽"が好きなリスナーから見てみると

日本の市場で売れるってことに良い印象は持たない、持てないんじゃないかと。

特にMAMAみたいに、昔は激しい曲も多くて

ってバンドは特にな。

ACIDMANとかみたく、初期から音楽性を一貫してるバンドもいて

武道館埋められるとかまで人気あるバンドもいる。

武道館は埋められなくても、初志貫徹な音楽性のバンドで

そこそこ固定ファンが付いてるバンドだって珍しくない。

そういうバンドは初期から客層の変化はそんなに大きくないとは思う。


今の日本の音楽市場において

"売れる"

"有名になる"


ってことが、良いことか悪いことかはわからないけど

そうなるってことは、自然と変なファンも増えるし、

音楽なんて二の次っていう、顔ファン・キャラファン等も増えるんだろうなって。

顔ファン・キャラファンなんて、そもそも曲調の変化なんて関係ないワケだし。

ELLEGARDENが好きな人と、細美武士が好きな人の違い

って言えばわかりやすいか?

自分にとっても

今のMAMAの曲、聴いてる分には別に嫌いじゃない。

音源も入手はするけど、昔の曲ほど聴かないだろうし、

今のこの曲をライブに行って、生で聴きたいとは思えない。

今や、会場の客層も全然違ってるだろうしね。


今でもZepp級でライブやってるから

離れたリスナーと同等数の新規リスナーがいるんだろうけど

ライブの雰囲気は、以前とは違うんだろうな、きっと…

やっぱり一時でも好きで追いかけてた時期があったバンドだから

そういう現状を見ると寂しい気もします。


うまくまとめられてないけど

こんな感じで終わろうと思います。