2017年、初レース。
神奈川マラソン(ハーフ)に参加した。
エントリーしたときは「マラソンの結果を出したい」
そう思っていた。
それがどこでどう、こうなったか。
走る前は不安だった。
いっそのこと、FUN RUNと割り切れば気も楽だったと思う。
そのつもりはなかった。
「ガチで走る」
良くも悪くも自分の状態はそれなりに分かっていた。
なのでこの日は、5分15秒/kmのペースで走るつもりだった。
後半落ちることを承知の上で前半突っ込む。
そんな走りをしなくなってずいぶんと経つ。
きっと怖いのだろう。
その時点で守りに入っているのかもしれない。
午前11時30分レーススタート。
Bブロックスタートでロスタイムは42秒ほど。
スタートしてすぐに予定のペースに落ち着く。
ライバルはもうすでに見えなくなっている。
少し雨が降ってきた。
指先が冷たい以外はそれほど寒く感じない。
フラットなコースなので記録を狙うには良い条件だと思う。
とにかく抜かれ続けた。
Bブロックスタートでこのペースで走っていたらあたりまえ。
分かってはいても少々凹む。
5分15秒前後のラップタイムを見ることで気持ちを落ち着かせた。
第一折り返しを過ぎて再びもどる。
スタート地点を過ぎて第二折り返しへと向かう。
工場敷地内に入ってしばらく進むと10km地点。
内心はここからペースアップしようという気持ちがあった。
ところが、今のペースでさえキツく感じるようになる。
とてもじゃないけど上げられる感じじゃない。
スタート地点前を通過(13km地点)。
対向車線の選手は続々とゴールしている。
このあたりになると抜かれ続けることはなくなった。
GPSの捕捉がずれながらも、ラップタイムは+-3秒で推移。
キレイに数字が並ぶほど楽じゃなかった。
「しんどい」
最後の折り返しに向かう。
残りの距離からタイムを計算する。
このままでは1時間50分を超える。
全然たいしたタイムではないけれど意地になった。
ペースを上げた。
最後の2kmは苦しかった。
ゴール近くでネコさんの応援を受ける。
苦笑いしか出なかった。
そしてゴール。
電光掲示板は1時間49分32秒をさしていた。
ゴールしたとき
「ああ、これが実力なんだな」
そう思った。
ガチで走ったのだから認めざるおえない。
前日に山へ行ったとはいえ、タイムで縮まるのはせいぜい2~3分。
2017年、最初のレース、
神奈川マラソンに出てよかった。
まだまだこのままでは終われない。
1ケ月後はフルマラソン
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