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日本国内には「財団法人 日本城郭協会」が選定した、歴史的価値の高い城及び城跡が、100箇所あり、それらは「日本100名城」と呼ばれています。という記述に出会いました。
 
どんな基準でどこが選ばれているのか、興味を持ったのでググってみました。
宮城県では青葉城(仙台城)と多賀城が選ばれていました。
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多賀城は大和朝廷が蝦夷を制圧するために作った古代城柵。
多賀城政庁のとなりの陸奥総社の宮や塩釜神社を精神的な支柱として、国府津としての松島湾や千賀の浦(塩釜湾)は、都の人々のあこがれの地となって、歌枕がたくさん残されています。
 
多賀城市では、国の特別史跡に選ばれている多賀城跡、寺跡などを、観光に活かせないかいろいろ努力を重ねてきました。
10月の万葉まつりもその一環だし、歴史博物館は東北地方の歴史を知るうえで欠かせない場所だし、城跡の近くにはあやめ園も整備されていて、6月にはお祭りも盛大に行われています。
 
 
しかし歴史って、いつの時代も勝った側が残るものという意味で、多賀城は権力者側の史跡。
東北地方には、被征服者側の悲劇や伝説、地名も多く残されているのです。
 
私自身は被征服者である蝦夷の子孫と信じますが、ともかく、統一されて1つの国家になっていく過程でこんな悲劇もあったんだという歴史を知った上で多賀城を歩くのはとても楽しいです。
 
 
ハイキングするにはこれからいい季節になるので、「日本100名城」のスタンプラリーを目指している皆様、目指していなくてもぜひ多賀城へ来てください。