材料に、宮城県産のミヤギシロメという大豆を使っているはらから福祉会
のおから。
350g入っていて、50円。
これが手に入った時に、よく作るのが卯の花の炒り煮です。 すっごくおいしいんです。ここのおから。
以前、だれかのブログで、レシピを公開するんだったら、材料の分量、調味料をしっかり数値化することが基本だ、
そうでなければ、レシピを載せる資格はないという厳しいことを指摘しているのを読みました。
これ、とっても納得です。
だって、自分でそれを見て作りたいときに、数字がなかったら、どんな味なのか全く想像もつかないし、
出来上がった料理がもともとのレシピと、同じなのか違うのかわからないからです。
というわけで、計量カップ、スプーン、秤を持ち出して、ベロメーターの数値化に挑戦してみました。
材料
おから 350g
人参 1本
ごぼう 1本
干しシイタケ 戻したもの肉厚大きいもの 1枚
豚挽き肉 50g
軒下で干した冬瓜 30g
サラダ油 50cc
長ネギの青い部分 15cm位
調味料 これの数値化が、むずかしいのよねー。
しいたけの戻し汁+酒 200cc
みりん 70cc
醤油 70cc
塩 小さじ1/2
粉末の煮干し 小さじ山1杯
牛乳250cc
作り方
おからをフライパンに入れ、初めは強火、だんだんほぐれてきたら弱火にしてぱらっぱらになるまで煎ります。 気長にね。
もちろん油は入れていません。
ぼてっと固まっていたおからが、水分が飛んでふわふわになります。
おからを煎っているあいだに、具を調理します。
ニンジン、ゴボウ、干しシイタケはそれぞれ千切りしておきます。
干した冬瓜は、水に浸して戻しこれも千切りしておきます
厚手の鍋に、サラダ油を50ccたらし、まずしいたけとひき肉を炒め、
次にゴボウ、冬瓜、最後に人参と、順々に入れて炒めていきます。
油が回ったら、
しいたけの戻し汁+酒 200cc を鍋に注ぎ、粉末の煮干しも入れてひと混ぜし、ふたをして火を通します。
水分量が少ないので、蒸し煮のような感じ。
ごぼうがやわらかくなったら、
みりん、しょうゆを入れて味をつけ、
味が回ったら、牛乳も入れます。
牛乳も入れると、かなりざぶざぶなかんじになりますが、
ここでフライパンで煎ったおからを混ぜて水分を吸わせると、ちょうどよくなります。よ~く混ぜます。
あじみ~
うーん・・・・もうちょっと塩味。それで塩を1/2パラパラと足しました。
みじん切りの青ネギを混ぜて、分量外ですが、一味唐辛子をふってぴりっとさせて。
水分量は、ここで調節します。ゆるかったら飛ばせばいいし、
もっと柔らかな方がよければ牛乳か、めんつゆを割ったものを好みで足せばいいと思います。
できあがり。
薄味ですが、ひき肉、煮干し、牛乳がコクを感じさせてくれます。
たぶん、卯の花の炒り煮って、どこの家庭でも作られる普遍的な惣菜で、きっと作る人の数だけ作り方があるんでしょうね。
これが、子供たちが小さかった時から作ってきた私の卯の花の炒り煮です。
おから一袋を全部使って作ると、けっこうたくさんの分量になるのよ。これが。
おとなりさんに、食べるの、手伝ってもらうわ。
いつも作っている惣菜なのに、調味料を数値化するって、ほんと、大変ね~。
実は調味料も牛乳も、足すたびにいくら足したのか、はかって。だから、書き記した分量は、その総量なの。(^^ゞ