株式会社アンデルセン さんから創刊されているアンデルセンのメルヘン文庫を読んでみました
株式会社アンデルセン さんは、街のホームベーカリーとして広島アンデルセン、青山アンデルセンをはじめ、全国に小売直営店舗「アンデルセン」を展開していらっしゃる会社
何でパンと本が関係あるの??と思うところですが、
厳選された材料を大切にねかせ、おいしくふくらます――。そんなパンづくりのように、暮らしの中でであった感動を手づくりで焼き上げて、多くの人と分かち合いたい。
そんな願いから、1983年に「アンデルセンのメルヘン大賞」が創設されたのだそうです
そして、いよいよ30年目を迎えたところ
アンデルセンのメルヘン大賞とは、毎年10月1日~1月上旬まで物語を募集
大賞・優秀賞に選ばれた作品には、選考委員を務めてくださるイラストレーターの先生方の素敵な挿絵がついて「アンデルセンのメルヘン文庫」として刊行されるのです
今回は、10月1日発行の最新刊「第29集アンデルセンのメルヘン文庫」を読ませていただきました
柔らかいタッチの挿絵に、素敵な5作品が収められています
中でも市川睦美さんの「星座になりたい」が今のちよねえにはぐっときました。
ちょうど先日仕事で、多分就職して初めて大きな壁にぶつかり、6年目にして初めて仕事で号泣。。。
今の担当の仕事は、専門職として専門性を発揮できるところでもあるけれど、今年度初めての異動であり、今まで経験がないだけにわからないことやできないことが多くて、もっとこうしたいのに・・・こうあるべきなのに・・・という思いと現実とのギャップが大きくて、段々とイヤになってきて逃げたくて仕方なかったんです。。
そんなときに、立て続けにいろいろ起こって、もうムリ!!!!!!!!!!!!!ってなって、涙が抑えられなくなりました。
それでも、すぐ私あてに相談の電話がかかってくる予定だったので、無理やり抑えて泣き顔のまま相談に乗って。。。
そんな自分が、星座になりたくてもがいている主人公のくらげとリンクしました。
でも、くらげにイルカが声をかけたように、私にもたくさんの同僚が声をかけてくれて、考え方を変えることができるようになりつつあります。
なんだか自分語りになってそれちゃったけど、本当に素敵なお話ばかり。
お子さんへの読み聞かせにも良いと思います