ブラジル旅行の話(その2) | パ ル パ ロ ブ ロ グ PARUPARO WEBLOG

ブラジル旅行の話(その2)



ブラジルの大都市では交通渋滞はあたりまえのこと。しかし、それ以上に問題なのが「交通マナー」です。


●ブラジルでは「歩行者優先」という概念は全くありません。「車優先」です。

 不慣れな旅行者が横断歩道をのんびり歩いていると大変危険です。驚くほど「青信号」が短いのですから。

 歩道だからといって安心して歩いてもいられません。マナーが悪い運転者(特に夜間は飲酒運転)、警察の

 車とカーチェイスを繰り広げる犯罪者、整備不良車など危険な車がたくさんあります。

 常に緊張感をもって歩きましょう。



 ミリタリーポリス(軍警察)のパトカー。



 こんなことが日常起きているわけです。軍警察相手に銃撃戦をやらかすような連中がいるのです。




 路上駐車を許されている地域が多いのですが、いくら道が広いとは言え、なんで縦列駐車をさせないのか

 不思議です。ぶつけて出たり、入ったりしてトラブルの元になるからなのかな?


●夜間は赤信号でも車は停まりません。

 「最も強盗に狙われやすいのが車両乗車中です。そして、乗車中の強盗被害は必ず信号、渋滞等で車両が停車している時に発生します。」(外務省安全情報 在サンパウロ日本国総領事館のページより抜粋)という情報が

在留邦人向けに書かれています。特に夜間は強盗が怖いので赤信号でも停車できません。


●常に『周囲の人と狙われにくい競争をしている』という意識を持ち続ける必要があります。(前記 在サンパウロ 日本国総領事館 防犯対策の項より)

 

 

 本当にこのとおりだと思います。

  1.外出時は常に緊張を保ち、周囲に目線を配る

  2.外出時はラフな服装を心掛け、所持品も最小限にとどめる

  3.常に強盗へのプレゼント用の財布を所持しておく

  以上の注意事項も書かれていました。どれももっともな話で、ブラジルでの防犯対策の基本ですね。

  特に3.はブラジルらしい話ですけど・・・。さらに私は「所持金」も最少限にとどめます。 


 現地旅行会社の車に空港送迎を頼む理由も安全上の理由からです。

 彼らの車には防弾ガラス、防弾タイヤが装備されています。

 空港からタクシーに乗った観光客が、尾行され襲撃された事件がありました。

 

 私はカメラも汚い袋に入れて、撮りたいときにパッと出して、すぐに撮ります。そして、またすぐにしまいます。

 私が撮る写真はたいてい一ヶ所で一枚だけになります。

 

 商談はできるだけホテルを利用します。したがって、ある程度のクラスのホテルに宿泊するようになります。

 

 お金を出して安全を買うわけですね。

 これは「犯罪の被害者」にならないための有効な方策の一つです。


 

確かに治安面では非常に不安の大きい国ですが、それでも行きたい国、それだけの魅力を持った国

なのです。


本日はこのへんで。


それでは、おやすみなさい。    BOA NOITE !