ヘビーお助けリグで連発! | 太田武志のクレイジーオーシャンスタイル

ヘビーお助けリグで連発!

昨日の渡船屋谷口さんでは、関東で勉強した新しい釣り方をテスト!

オーシャンシンカー50g&60gを使った「ヘビーお助けリグ!」



「そんなに重いシンカーを装着するの?」と思う方が多いと思いますがそれには理由が有ります。

お助けリグのメリットを引き出すのは、上のエギと下のエギが立っていることが最大のメリット。
何回も書きますが、お助けリグの90%以上ヒットするエギは上のエギです。

でもそのためには、絶対下のエギと上のエギとのバランスが問題になってきます。
昨日も下のエギには
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オーシャンシンカー60gを装着したオーシャンスキップ2.75号

通常のティップランサイズ3.5号でない理由は、ズバリ「引き抵抗」
3.5号のエギに60gを装着した場合と、2.75号のエギにオーシャンシンカー60gを装着した場合のシャクった時の引き抵抗は全く違います。

特に今にお時期は上のエギには3.5号サイズを装着する事が多くなるので、
その場合、3.5号2個付けでは引き抵抗は相当大きくなります。
重量の差は10g前後だと思いますが、体積の差は相当大きくなります。

重量の抵抗ではなく、体積の抵抗を軽減する事が、
このヘビーウェイトお助けリグを有効にする秘訣だと思っています。

実際、3.5号を装着したオーシャンソード67Bと、オシアコンクエストの組み合わせなら、
全く楽にシャクル事は出来るのですが、現在殆どの方はスピニングタックルをお使いだと思いますが、最近の釣り方の一番のポイントはやはりシャクリのスピード&ストップさせた時の差。
キビキビ動かして、キッチリ止める。

ベイトタックルではなく、今までのスピニングタックルの場合、
この引き抵抗は相当な負担になります。それを簡単にやっていただくには
オーシャンシンカー60g仕様のオーシャンスキップ2.75号が一番だと思っています。

ではなぜそんなに重いシンカーを付ける必要が有るのか?

スパンカーの装着されている関東スタイルの遊漁船なら、オーシャンシンカー30g前後の最大ウェイトでもお助けリグは成立します。

昨日も風は爆風!いつものティップランスタイルなら、船はガンガン流れて行きます。
アオリの活性の低い時ほど、エギの流れるスピードは遅い方が確実に釣れると思います。
爆風下のドテラ流しの場合は、自分は止めているつもりでも、エギは風で相当なスピードで
流れていますが、船を立てる事によって、エギの流れるスピードを抑える事が出来ます。

エギの流れるスピードを抑えるだけで、アオリのヒットする確率は高くなります。

本当はスパンカーが付いていれば、お助けリグを使ったティップランは楽になりますが、
それは関東で両舷で人を乗せるスタイル。

三重でのティップランの場合は片舷スタイルがほとんどです。
それなら、三重スタイルのティップラン船で、爆風下でアオリをゲットする方法!
つまり、お助けリグを有効に使う方法!その方法を実験させていただきました。

スパンカーのない船で船を立てた場合、船の流れるスピードは抑えられても、
スパンカーの有る船で立てる場合に比べて、船はスライドしていきます。

スライドしても、お助けリグのメリットを活かす方法!
それが、「ヘビーお助けリグ」です。

そしてそのその結果が

坂口さん初挑戦ヘビーお助けリグでキロ近いサイズを!


加島さんもオーシャンソード67Bで初挑戦ヘビーお助けリグでナイスサイズゲット!

自分も短時間で4ハイのアオリを釣らせていただきました。

まだまだ奥は深いですが、詳しくはまた!

まだ、始めたばかり三重でのお助けリグ!本当はスパンカーを使用したもっと楽に、
お助けリグを使う、本来のティップランプラスのスタイルが夢ですが、
三重スタイルのティップランプラス、これから更にテストしていきます。