【Episode4 第一の晩:一同を集めたのは誰?】うみねこのなく頃に-魔女と推理の輪舞曲- | AQUOSアニキの言いたい放題

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※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。


さっそくですが、第一の晩について推理してみます。


[現場状況の確認]

客間に居た人物は、戦人、朱志香、譲治、真里亜ら4人を除いた在島者全員。

すなわち、右代宮家当主金蔵の息子・娘とその伴侶の計7人と、そして金蔵の友人・南條と使用人ら5名。総勢13名。

このうち、夏妃・秀吉・絵羽・留弗夫・楼座・源次が死亡。全員の死因は頭部貫通による即死で一致。凶器不明。生存者のうち蔵臼・霧江・嘉音・紗音・南條は地下牢へ。

郷田・熊沢は戦人らと合流。なお、これらの情報は全て赤で宣言されていないため、真実とは限らない。


とまぁこんなところですか。死因となった頭部貫通の凶器およびその方法は、ひとまず不明。考えつくところで、銃器による貫通といったところでしょう。


第一の晩の情報が全て真実とは限らないので、検証は不可能。先に挙げた三通りの解法で推理を並行して進めてみることにしましょう。

少なくとも、これらのうち”真相”はどれかに属するはず。


①戦人が犯人である。(人間犯人説)

②戦人以外の人物が犯人である。(人間犯人説)

③そもそも事件など起こっていない。(事件矛盾説)


①②③以外に、実は事故だったという説も無くはないですが、およそ6人が頭部貫通するような事故ってどんな事故なのかこっちが知りたいくらいです。なのでこれは却下して問題なし。①②③の路線で進めましょう。



①戦人が犯人である。


この説が正とするなら、戦人は現場に居合わせなければいけないことになります。

凶器も所持していなければいけません。

そもそも、Episode4における「親族会議」で異様だったのは、戦人らを除く全員が集まるような会議だったという点。もともと、「親族会議」とは金蔵の遺産分配を決めるためのもので、戦人らや使用人らが集まる性質のものではないはず。

つまり、この「親族会議」そのものが嘘っぱちだったと青で宣言してもよさそうです。


例えば、一同が集まる食事の席があって、そこで「第一の晩」が起きて、6人といわず全員をそこで殺害してしまえば、「戦人犯人説」はここで完結してしまいます。


「犯人」戦人が最初から全員の殺害を企図していたとするなら、一度に殺害する手段を取らなければならない。なぜなら、誰かを逃がせば、反撃のチャンスを与えてしまうから。速やかに行うなら、誰にも発覚しないように1人ずつ暗殺するか、一度に集めて一気に実行するか、どちらかしか手段は無い。原作のように中途半端な人数で集めて実行するメリットなどどこにも無いわけです。


結論:戦人が犯人ならば、「親族会議」は行われていない。夕食の席で殺戮が行われた。



②戦人以外の人物が犯人である。


戦人以外の人物が犯人であるならば、戦人は現場に居合わせていない可能性があります。だって、居合わせているなら、そもそもEpisode4のゲームが成立しない(笑)

それなら犯人丸分かりですからね(((( ;°Д°))))

となると、原作に近い形で行われたことになります。


生存者たちは目の前で連続殺人が行われたにも関わらず、犯人を目撃できていない。

その実行方法も非現実的なことしか言わない。ここがもう大きな謎なんですが。


そして何より、そもそも「親族会議」の出席者を集めたのは誰か、が最も大きな謎でしょう。この人物イコール第一の晩の実行者ということになります。


集める必要性が感じられない使用人をわざわざ集めたり出来るような立場の人物って誰でしょうか?当主の金蔵は既に死亡しています。


蔵臼以外の絵羽ら妹弟は、金蔵が死亡しているか否かを知りたいのであり、使用人から情報を聞き出す必要などない。だから絵羽たちは使用人を呼ばない

南條や使用人たちはどうか?南條は金蔵の死亡を隠蔽していた立場です。他の使用人たちも金蔵の死は周知していたし、わざわざ集まる意味など無い。「片翼の鷲」を持たない郷田・熊沢は実は知らないのかもしれませんが。


立場的に考えて、蔵臼しかありえない。夏妃もそれに近い立場ですが、男尊女卑の右代宮家の思想を考えると、夏妃が出しゃばるのは考えにくい。


では、蔵臼なのでしょうか?


結論:犯人は、蔵臼?




③そもそも事件など起こっていない。


Episode4の「第一の晩」は、あたかも金蔵が生存しているかのように振る舞い、金蔵は犯人であるかのような行動をとっています。しかし、金蔵は既に死亡している


そもそも、Episode4の一連の犯行は、金蔵が生存しているという仮定から成り立っています


つまり、「金蔵は生存している。だからEpisode4の出来事が起こった」という仮定と結論の関係が成り立ちます。


しかし、金蔵は既に死亡しているのですから、この関係は成立せず、

「金蔵は既に死んでいる。だからEpisode4の出来事は起こっていない」ということになります。


ちなみに、Episode4の終盤で赤で宣言された、「嘉音は井戸の中で死んだ」という真実については、「誤った仮定から導き出された結論は全て正しい」ことから、「そもそも前提が間違ってるんだから何言ったって真実なんだヨ!」と解釈できます。


もともと起こっていない事件なんだから、嘉音が生きてようが死んでようが、赤で宣言されたってそんなものどっちでもいい。そもそもがデタラメなんだから。


この「事件矛盾説」なら、Episode4の推理は終了です。「第一の晩」で矛盾が指摘できたなら、あとの第二の晩以後は推理する必要は無し。だってデタラメだから。






さて、「第一の晩」について、一通り推理しました。


③については、これで終了です。


残った①と②については、ひとまず進めてみて、行き詰ったら③を最終的な結論ということにします。この時点では③は1つの回答ということで。


次は、「落とし穴」ですかね・・・。どう説明するんだろう・・・。