15日の日経新聞・別刷りに染五郎さんの記事があります
おおむね 映画 『今度の日曜日に』 についてですが
インタビューの最後で

  努力とはバカに与えた夢である

テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-談志語録

・・・と口にされています
これは染五郎さんの人生?の師匠である 立川談志さん の言葉

テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-nikkei3

  自分を信じてやるしかないんです・・・ とも

この言葉を信じて日々いろんなことに精進されているのでしょうね

数年前の他紙インタビューで
  一意専心 を掲げていた染五郎さん
 
通じるものがあるようにも思えます うまくは言えないけれども

一つの事に心を注ぐ (こだわる)
 ・・・それはその道で
     ある意味バカになれること バカになること かもしれない
               (私が勝手にそう思うだけですが)

テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-nikkei5

記事の中には染五郎さんを応援するものにとっては
考えさせられることも  

◆「弁慶」への思い

  「三十六歳になって弁慶をやっていない高麗屋は僕だけだと思う
  思い続けるのが一つのエネルギーかなとも思っている」
 
 父幸四郎は十六歳で弁慶を演じ
 昨年十月に奈良・東大寺で千回公演を行った
 曽祖父の七代目幸四郎は生涯を通じて千六百余回演じ
 勧進帳が人気演目となったのは その功績ゆえといわれる
 染五郎の長男 齋はすでに飛び六方のマネをしているとか

 「(息子を)誰よりも早く弁慶ができる役者に
           育てたいと思ってますけど」

                           と笑い こう続ける
  「(息子には芸を)たたき込んでいくというより
   歌舞伎は魅力的なんだと思わせるよう努力しようと思っている
   身の回りに芝居があるっていうことが大事だから」

                     (以上 日経抜粋)


染五郎さんの弁慶への強い思いはわかっているから
・・・なんだか心が痛みます