参加人数ランキング」というデータを掲載
していますが、2017年版に更新しました。
(→こちら )
計測工房が独自に集計した資料で、
参加人数5,000人以上の市民マラソン
大会をWEB上で情報収集して参加人数
のランキングにしています。
2008年から集計しています。
毎年更新していると、その推移から、
傾向がよくわかります。
年/ 5000人/ 10000人
2008年 76/21
2009年 97/31
2010年 121/42
2011年 147/51
2012年 156/61
2013年 未集計
2014年 169/63
2015年 177/66
2016年 179/67
2017年 186/72
青字は5,000人以上の大会数、
赤字は10,000人以上の大会数
を意味します。
2017年版では参加人数5,000人以上
のマラソン大会が国内に186大会あり、
そのうち参加人数10,000人以上が
72大会です。
★注★
インターネット上で公開されている
参加人数は「エントリー人数」と「出走
人数」の2種類があり、どちらの人数
なのかは備考欄に記載しています。
エントリー人数と出走人数を同列に
比較するのは厳密にはおかしいの
ですが、エントリー人数は公開されて
いない大会も多いです。
この集計を最初におこなった2008年
当時から比較すると5,000人以上の
大会数も、10,000人以上の大会数も、
この10年間で増え続けています。
すでに市民マラソンの爆発的なブーム
は過ぎ去ったとみるのが2017年現在の
一般論ですが、それでもこのデータから
はまだ衰退の潮目は感じられません。
ただ、人が集まる大会と、人が集まらな
い大会に2極分化されているという傾向
があり、このデータは人が集まっている
大会だけのランキングですので、これ
だけで全体像が見えているとは捉えな
いほうがよいと思います。
最近、私自身は市民マラソン界からは
やや離れていますが、私が社会人に
なった20年前(1998年当時)は、国内
に10,000人以上の大会は10個あるか
どうかで、市民マラソン界においては
突出したステータスでしたが、今やそれ
が72大会ですか。