第32回全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝) | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

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さる昨日(2014年10月26日)は、杜の都・宮城県仙台市を舞台として
第32回全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝) が開催され、計測工房
でタイム計測を担当させていただき、私・藤井が計測ディレクターを
務めさせていただきました。(日本テレビさんのオンエア画面を撮影)


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今年の大学女子ナンバーワンを決める駅伝大会です。
6区間38kmの駅伝に、北は北海道の北翔大学から、南は沖縄の沖縄
国際大学まで全国から26チームが参加しました。
(計測工房スタッフY氏撮影)


このレースは日本テレビさん系列にて完全生放送されました。




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スタート地点である仙台市陸上競技場サブトラックにて、第1走者から
第3走者までの召集がおこなわれます。
その際に計測チップの最終チェックをおこないます。今大会では選手の
皆さんのナンバーカード(ゼッケン)に装着されたICチップにて計測を
おこないました。(計測工房スタッフS氏撮影)


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第1中継所兼第2中継所です(仙台育英学園前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置してあります。
(計測工房スタッフF氏撮影)※昨年画像


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第3中継所です(仙台市太白区役所前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置してあります。
(計測工房スタッフY氏撮影)


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第4中継所です(五橋中学校前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置してあります。
(計測工房スタッフY氏撮影)


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第5中継所です(ネッツトヨタさん前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置してあります。
(計測工房スタッフI氏撮影)


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フィニッシュ地点です(仙台市役所市民広場前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置してあります。
(計測工房スタッフS氏撮影)


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仙台市役所内に設けられた記録センター。ここが私の仕事場です。


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記録センター内。各計測地点からは電話回線を通じてリアルタイムに
計測データが集約
されてきます。(元計測工房スタッフK氏撮影)

その計測データは、別の会社さんを経由してオンエアの日本テレビ さん
にリアルタイムに送信され、生中継オンエア中のテレビの画面上に
通過タイムとして即表示されます。


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日本テレビさんのオンエアの画面より。
右側に通過データが表示されています。




以前、計測工房ウェブサイト上でコラムとして取り上げたことも
ありますが(→こちら )、TV生中継レースの計測においては、
その緊張感や集中力たるや特筆ものです。まさに「Live or Die」



今大会は4連覇を狙う女王・立命館大学と、ほぼ拮抗しうる
実力を蓄えてきた大東文化大学の2強と目されていました。

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写真上・立命館大学(第5区)、写真下・大東文化大学(第5区)の2校。

結果は、立命館大学が21秒差で大東文化大学を振り切って4連覇。
1区から立命館大学は1秒差でしたが首位を奪い、そのまま1度も
首位を譲りませんでしたので、やはり底力は一枚上手でした。
しかし大東文化大学も2年連続2位ながら、今年は最終的に21秒差
まで詰め寄っており、来年はさらに面白いライバル関係が期待できそう。



This is timing man. We are professional timing man.
Born this way. This is an everlasting journey.


今回も一期一会の貴重な仕事の機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がりますように。