市民マラソン参加人数ランキング2014年版 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

計測工房ウェブサイト内に「市民マラソン参加人数ランキング」と
いうデータを掲載していますが、2014年版のデータに更新しました。
(→こちら

これは計測工房が独自に集計したもので、参加人数5,000人以上
の市民マラソン大会をWEB上で情報収集してランキングにしたもの
です。2008年から集計しています。

毎年更新していると、その推移から、(第2次)ランニングブームの
傾向がよくわかります。

         5000人 / 10000人
2008年集計 76大会 / 21大会
2009年集計 97大会 / 31大会
2010年集計 121大会 / 42大会
2011年集計 147大会 / 51大会
2012年集計 156大会 / 61大会
2013年    集計せず
2014年集計 169大会 / 63大会

左側は5,000人以上の大会数、右側は10,000人以上の大会数を
意味します。2014年の集計では、日本全国に参加者10,000人以上の
大会が63大会あり、(その63大会も含めて)5,000人以上の大会は
169大会あるということです。

2008年の集計開始から、5,000人以上も、10,000人以上も常に増加
し続けており、(第2次)ランニングブームが統計でも裏付けられて
いるわけです。

昨年(2013年)は社内事情により集計ができず、今回は2年ぶりの
集計となりましたが、1年間ブランクが空いたことで意外なことに
気付きました。それは、「伸びが鈍化してきた」ことです。
5,000人以上の大会数も、10,000人以上の大会数も、2008年から
2012年までは常に前年比+10大会以上ぐらいのペースだったの
ですが、この2年間ではそのペースが明らかに鈍っています。


これだけで何かを結論付ける気はありませんが、世の中には
「永遠の右肩上がり」などということがあるはずもありません。


140430
まだまだ(第2次)ランニングブームは間違いなく続いているが・・・。



さて、創業して満7年。
計測工房の考え方もだいぶ固まってきたわけですが、上記の集計
で示したようなフィールド、すなわち「大規模な市民マラソン」という
フィールドはビジネス用語で言えば「レッドオーシャン」です。
やはり仕事は、「レッドオーシャン」ではなく、「ブルーオーシャン」の
ほうが快適です。計測工房は基本的にブルーオーシャンで仕事を
しています。そんなことも再認識させてくれた資料でした。