山に向かう理由 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

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近年、トレイルランニングが盛んになってきており、計測工房での
トレイルランニングレースの計測が増えていることは何度も書いて
きました。

ちなみに昨年(2013年)は弊社で年間で下記16大会のトレランの
計測がありました。

・伊勢の森トレイルランニングレース(三重県)
・身延山・七面山トレイルランニングレース(山梨県)
・神流マウンテンラン&ウォーク(群馬県)
・上越国際トレイルフェス(新潟県)
・斑尾高原トレイルランニングレース(長野県)
・富士山麓トレイルラン(山梨県)
・信越五岳トレイルランニングレース(新潟県/長野県)
・ガーラ湯沢トレランフェスティバル(新潟県)
・信州峰の原高原トレイルコースサマー大会(長野県)
・モントレイル黒姫トレイルランニングレース(長野県)
・The4100Dマウンテントレイルin野沢温泉(長野県)
・志賀高原マウンテントレイル(長野県)
・八幡平・七時雨マウンテントレイルフェス(岩手県)
・モントレイル戸隠マウンテントレイル(長野県)
・信州峰の原高原トレイルコースオープニング大会(長野県)
・伊豆トレイルジャーニー(静岡県)

今年(2014年)は確実にさらに増えます。25大会ぐらいまで増える
かも知れません。


人々がトレランに向かう背景や理由を論理的に考察することは
難しいのですが、自分の実体験として、(私は走るためではなく
計測するために山に行くわけですが)、山の現場に2日間いて、
東京に帰ってきた時に感じる「ギャップ」にヒントが隠れている気が
します。山と都会だと、環境が180度異なるわけです。
まさに「自然」と「不自然」といった対比です。

山に行くと、この「ギャップ」が埋まる気がするのでしょうか。
何かが回復するというか。取り戻せるというか。回帰というか。
論理というよりは本能です。

山に行くことが重要なのであって、レースである必要はないようにも
思います。ただ、トレイルランニングレースは、山に行くための理由
として、健康ブーム=ランニングブームの昨今の世相にフィットして
いるのでしょう。

私自身、トレッキングやハイキングをするわけでもなく、プライベート
で山に行くことは極めて少ないですが、トレラン計測のおかげで
半強制的に山に向かうライフスタイルになりつつあります。
そしてそれを心地よく感じています。大きな見えざる力を感じます。


まったくとりとめのない、そして結論のない文章で失礼いたしました。
これからもトレラン計測で山に行くたびに、漠然と考え続けてみたいと
思います。「なぜ山に登るのですか?」「そこに山があるから」という
結論かも知れませんが・・・