天竜川と龍 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

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天竜川には龍が棲む・・・。


本日のブログは閑話休題。以前も一度書きましたが、天竜川 について
アップデートした記事を書きます。

天竜川といえば長野県の諏訪湖を水源として、南信地方を南下して、
愛知県・静岡県に入り、太平洋は遠州灘まで注ぐ大きな川ですが、
計測工房とは不思議なご縁で繋がっています。


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この写真は天竜川流域図ですが、天竜川沿いに4大会の計測のご縁を
いただいています。北から順に、

春の高校伊那駅伝(長野県伊那市)
信州なかがわハーフマラソン(長野県上伊那郡中川村)
天龍梅花駅伝(長野県下伊那郡天龍村)
天竜区・佐久間駅伝(静岡県浜松市天竜区佐久間町)


以下は、藤井の撮りためた天竜川コレクションです。上流から下流へ。

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長野県伊那市の天竜川(@春の高校伊那駅伝)。


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長野県上伊那郡中川村の天竜川(@信州なかがわハーフマラソン)。


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長野県下伊那郡天龍村の天竜川(@天龍梅花駅伝)。


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長野県下伊那郡天龍村の天竜川(@天龍梅花駅伝)。


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静岡県浜松市天竜区佐久間町の天竜川(@天竜区・佐久間駅伝)。



そして、天竜川沿いには、「龍(竜)」の文字が付く名前が非常に多く
見られます。以下、藤井が撮りためた一部です。

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飛龍大橋(静岡県浜松市~静岡県磐田市)。
画像ではわかりにくいですが、この橋は街灯が竜の形をしています。


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双竜橋(静岡県浜松市天竜区)。


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竜頭大橋(静岡県浜松市天竜区佐久間)。
このブログの冒頭にもアップの画像を掲載しましたが、橋の欄干の
龍の彫像が神々しいです・・・。


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龍泉閣(長野県下伊那郡天龍村のJR平岡駅に併設の旅館の名前)。


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登龍門(長野県下伊那郡天龍村の天龍中学校の校門)。



天竜川流域は急峻な地形であり、古くから「暴れ天竜」として知られ、
治水のために多数のダムが存在します。

天竜川の名前の由来については、「天竜川上流河川事務所 」のサイトに
詳しいです。

(以下、引用)
川の名前の多くは、その地名からつけられます。しかし「天竜川」の名前は
地名からではありません。古い書物によると、天竜川は奈良時代の頃には
「麁玉川(あらたまがわ)」と呼ばれ、平安時代には「広瀬川(ひろせがわ)」
と呼ばれるようになりました。鎌倉時代には「天の中川(あまのかながわ)」
と呼ばれ、その後「天竜川(てんりゅうがわ)」と呼ばれるようになりました。

「天竜」はもともと「天流(アメノナガレ)」と読んでいたようです。これは天から
降った雨が、峰から諏訪湖へ流れ出て、天竜川の流れとなることから、
そうよばれていたのでしょう。

「竜」の字が使われたのは、水の流れが速く、竜が天に昇っていくかのように
見えるというところからとか、天竜川の流れ出る諏訪湖の近くにある諏訪神社
に祭られている竜神からきているという説もあります。

(以上)



天竜川は流域によって様々な姿を見せますが、険しい山間部を流れる様は
まさに幽玄の世界を思わせ、とても神々しく感じます。

天竜川には龍が棲んでいるのではないか、あるいは天竜川自体が龍なの
ではないか、と感じます・・・。

流域の人々が「龍(竜)」の文字を冠するのも、畏怖あるいは畏敬の念が
感じられます。