第1回国頭トレイルランニング大会 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

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昨日(2014年2月8日)、沖縄県国頭郡国頭村にて、記念すべき沖縄県初
のトレイルランニング大会となる 第1回国頭トレイルランニング大会
開催されました。計測工房でタイム計測を担当させていただき、私・藤井
が計測ディレクターを務めさせていただきました。


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沖縄本島最北端の国頭村は、村土の84%が亜熱帯照葉樹林で覆われ、
ヤンバルクイナなど国の天然記念物に指定されている貴重な動植物が
生息しています。

沖縄本島最高峰の与那覇岳(503m)を走る沖縄県初のトレラン大会は、
最長種目19kmで開催されました。


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メイン会場は国頭村森林公園です。スタート兼フィニッシュ地点です。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置してあります。


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大会スーパーバイザーは長野県在住で、日本トップクラスのプロトレイル
ランナーである山田琢也さん。自らトレラン大会のプロデュースも手掛ける
山田さんのご協力もあり、この国頭トレイルも第1回開催ながら魅力的な
コースの大会になりました。


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沖縄本島最北端の国頭村に、第1回大会ながらなんと約1200名の
エントリー! しかもそのうち200名が本土(県外)からの参加というのは、
トレラン熱の高まりを象徴していますね。



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記念すべきスタート!


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コース上の風景は、大会翌日の沖縄タイムス さんの紙面より。


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コース上の風景。沖縄タイムスさん紙面より。


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コース上の風景。沖縄タイムスさん紙面より。


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フィニッシュ!
なお、今大会では参加者の皆さんのゼッケンに装着されたICチップにて
計測を行いました。


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メイン種目(最長種目)である19kmの部で男子優勝したのが長谷川清勝
選手。2位に4分差を付ける独走でした。
この長谷川清勝選手、トレラン専門の選手ではなく、現役の実業団長距離
ランナーです。順天堂大学時代に箱根駅伝を走り、現在はJR東日本に
所属。1万mの自己ベスト28分45秒23、マラソンベスト2時間15分15秒という
選手です。

昨年、長野県の野沢温泉村のトレラン大会にプロマラソンランナー藤原新
選手がトレーニングがてら参戦し、トレラン業界ではちょっとした話題になり
ましたが、今回の長谷川選手も現役の実業団ランナー。報道によると今回
はプライベートでの参加だそうで、これまでも数回トレランに参加したことが
あるそうです。
それにしても現役バリバリの陸上のトップクラス長距離ランナーがトレラン
に参加してくるようになりました。



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こちらは完走証発行所です。


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フィニッシュ後は、各自のタイムと順位の印刷された完走証
発行されました。


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そして完走証発行所の隣りでは有料のラミネートサービス。
これ、沖縄県のマラソン大会では当たり前のサービスですが、あまり
本土では見かけません。完走証とゼッケンをその場でラミネートして
くれて記念品としての保存しやすさがアップします。


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私がオペレーションした計測テント内です。


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かくして沖縄県初のトレラン大会は盛大に終了しました。
歴史的な場に計測工房が立ち会えたことに本当に感謝しています。
色々なご縁が積み重なって、この日を迎えることができました。




This is timing man. We are professional timing man.
Born this way. This is an everlasting journey.


今回も一期一会の貴重な仕事の機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がりますように。