第64回全関東八王子夢街道駅伝 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

昨日(2014年1月26日)は、東京都八王子市で開催されました
第64回全関東八王子夢街道駅伝 のタイム計測を計測工房で
担当させていただき、私・藤井が計測ディレクターを努めさせて
いただきました。


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この駅伝大会は公道を交通規制しておこなわれる駅伝としては
日本最大級の規模です。今年も400チーム以上が参加。
コースの一部では東京の大動脈の1つ、甲州街道(国道20号)も
1車線だけですが交通規制しています。
(上の写真は大会公式サイトからダウンロード可能な壁紙です)


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スタート地点はJR八王子駅前。駅前を全面的に交通規制しての
スタートは圧巻です。(計測工房スタッフM氏撮影)


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この大会では全部で5地点の計測をおこないます。
ここは散田架道橋(往路)中継所です。地面にはタイム計測用
アンテナマット
が設置してあります。(計測工房スタッフI氏撮影)


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京王狭間駅中継所です。地面にはタイム計測用アンテナマット
設置してあります。(計測工房スタッフY氏撮影)


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散田小学校中継所です。地面にはタイム計測用アンテナマット
設置してあります。(計測工房スタッフK氏撮影)


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散田架道橋(復路)中継所です。地面にはタイム計測用アンテナマット
が設置してあります。(計測工房スタッフI氏撮影)


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フィニッシュ地点です。地面にはタイム計測用アンテナマットが設置
してあります。(計測工房スタッフY氏撮影)


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散田架道橋(往路)付近でのレース風景。(計測工房スタッフI氏撮影)


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京王狭間駅付近でのレース風景。(計測工房スタッフY氏撮影)


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タスキ渡し風景。(計測工房スタッフY氏撮影)
今大会ではタスキに装着されたICチップによってタイム計測を
おこないました。


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今大会の私の仕事場となった記録室です。(会場の都立南多摩
高校の校舎内)
全5ヶ所の計測地点からは電話回線を通じてリアルタイムにデータが
流れてきます
。パソコンを8台駆使して集計処理をおこないます。
2人体制で記録室をこなしました。



この大会は社会人、大学、高校のトップチームから市民ランナーまで
バラエティに富んだ参加チームがあり、箱根駅伝出場大学や全国
高校駅伝出場高校なども参加しています。

市民ランナーの皆さんにとっては、トップクラスのチームと一緒に、
公道を走れる駅伝というのは非常に貴重でしょう。
そして、トップクラスのチームにとっても、選手権レースではないので、
練習の一環として気軽に参加しやすい大会であります。

なお、ここ数年では以下のような大物選手も参加しています。

第54回大会(2004年)
●大学男子の部 優勝 拓殖大学A
 3区区間賞 中本健太郎(拓殖大学A)
●高校男子の部 優勝 山梨学院大学付属高
 3区区間賞 メクボ・ジョブ・モグス(山梨学院大学付属高)

第57回大会(2007年)
●大学男子の部 優勝 中央大学
 4区区間賞 上野裕一郎(中央大学)

第59回大会(2009年)
●高校男子の部 優勝 武蔵越生高校A
 2区区間賞 設楽啓太(武蔵越生高校A)
 3区区間賞 設楽悠太(武蔵越生高校A)



ちなみに過去には、私の母校の後輩で男子800m日本記録保持者の
横田真人
選手(慶大→富士通)も出場したことがあります。
800mランナーにとっても、冬場の練習の一環として中距離としては
長い距離のレースは貴重な機会のようです。
今年は、昨年(2013年)の800m日本ランキング1位の川元奨選手
(日大)も出場していました。


さらに余談ですが、今から17年前の第47回大会(1997年)には、当時
大学3年だった私・藤井も出場しました。
現在とは別のコースでおこなわれていましたが、当時の練習日誌を
見てみると5.6kmの区間を17分50秒で走った記録が残っていました
(5km:15分55秒ペース)。


かつては自分も走り・・・、そして今は仕事として関わらせていただくこと
通算6回、非常にご縁の深い大会だと思います。このようなご縁に深謝、
深謝です。


This is timing man. We are professional timing man.
Born this way. This is an everlasting journey.


今回も一期一会の貴重な仕事の機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がりますように。