関東インカレで目に付いた1人の長距離選手 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

先日(2012年5月19日)、陸上の第91回関東インカレを観戦しに行きましたが、その時に
目に付いた長距離選手を1人紹介します。

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男子2部3000mSCで優勝した中央学院大学潰滝大記(つえたき・ひろのり)選手です。
(Instagramで撮影)

スタートから終始先頭を走り、独走で優勝する気持ちのいい走りっぷりが光りました。
優勝記録は8分45秒04で、これは1部の優勝記録を上回りました。(2部の大会記録
までは2秒あまり及ばず)

しかも潰滝選手はこの4月に大学に入ったばかりの1年生、まだジュニア選手なので、
この記録はジュニア歴代7位になります。
和歌山県の笠田高校出身で昨年(2011年)の3000mSC高校リスト1位の選手ですが、
この積極的な走りは今後も注目したいと思います。

ちなみにこの記録は中央学院大歴代2位で、中央学院大最高記録は篠藤淳選手の
8分33秒44です。中央学院大と言えば箱根駅伝の常連校で、いぶし銀的な存在感の
チーム。過去に7人の10000m28分台ランナーを排出しています。潰滝選手も続ける
でしょうか。