公道を使わないランニング大会 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

近年のランニング大会の興隆は目を見張るものがあります。
毎年毎年、雨後のタケノコのように相当な数の新規大会が誕生しています。

ところでランニング大会といえば、道路を走るのが一般的なイメージですが、
道路といっても公道かどうかは別問題。
公道を交通規制して開催するには、警察をはじめ所轄各所の許認可申請の
もろもろ手続きが必要なことは言うまでもありません。これはそれなりに
ハードルが高いことで、多くの場合は行政(自治体)さんが主催の大会です。

反対にハードルが低いのが公道を使わないランニング大会。具体的には、
「公園内」、「河川敷」、「特定の敷地内」といった場所です。こちらは民間企業
や各種団体が主催でも開催しやすいと言えます。

気になったので昨年(2011年)に計測工房が携わったランニング大会を
調べてみると、ランニング大会(マラソン・駅伝)70大会のうち、公道を使用
しているのは32大会でした。つまり半分以下です。やはり近年の新規大会と
いうのは行政(自治体)の主催よりも、民間企業や各種団体の主催のほうが
多く、必然的に公道を使わない大会が多くなっています。