クンベ・マヨ
某ガイドブックで絶賛されていたので、カハマルカからツアーに参加してクンベ・マヨというところに行くことにした。
カハマルカよりもっと標高が高い場所にある
そしてこの巨大な岩がいろいろな形をしていて不思議な所らしい
この岩は手を合わせているように見える
これはサイ
亀
かたつむり
そして、紀元前に作られたとされる水路もあり22KM先のカハマルカの地下を通って、更に海岸までも続いてるそうだ。
途中にいたインディヘナの人たち
「マーマー」と泣き叫ぶ子供
この辺のインディヘナの人たちは色鮮やかな衣装を着ていた
そして、辛い思いをして階段を登らなくても、このツアーに参加すれば更に高いところからカハマルカの街を見ることができる
ツアーは4、5時間で終わるし、ガイドが付いてるのに安い。
自分はそこまで感動するほどの場所ではなかったが、見応えのある場所だったと思う。
ただ、英語のツアーはほとんど無く、あったとしても割高料金を請求されるので、英語で説明をしっかり聞きたい人にとってはどうなんだろう!?
インカの温泉
カハマルカへ移動。
本当はトルヒーヨから行こうと思っていたんだけど、良い時間帯のバスが取れなかったからチクライヨ行きに変更。
でも、結局ここでも良い時間帯は取れず。
仕方なく遅い時間のバスで向かうことになった。
そのせいか、狙っていた宿が取れず、仕方なくちょっと高めの宿に泊まることになってしまった。
翌日から観光開始。
立派なんだけど、もう見飽きてしまった教会
この階段を登ると街が綺麗に見渡せるのだが、ここは標高2,700Mなので結構辛かった
途中にあったインディヘナの女性の像
途中までしか登らなかったのだが、それでも街全体を見ることができた
そしてここに来た目的は温泉に入るため。
インカ帝国最後の皇帝が、ここで温泉に入ってるときにスペイン人に捕まり、処刑されたという場所なのだ。
カハマルカからコレクティーボで20分くらいの場所にある。
ここの温泉は個室なので水着も着用しなくてもよく、ゆっくりと浸かることができる
人が出る度に掃除をしてくれるので清潔だし、一番高い個室を頼んだのだが、それでも6ソル(約180円)だった
そして何よりも水で薄めないと熱過ぎるぐらいのお湯が出るのが最高だった
久しぶりに湯船にも浸かれたし良い温泉だった。
これで宿さえ安いところに泊まれたら長居してしまいそうな場所だったかなぁ。
ウザイペルー人と素晴らしい博物館
トルヒーヨからチクライヨへ。
ホントはカハマルカというところへ先に行きたかったのだが、バスが取れずに遠回りして行くことになった。
ここの近くにはシパン王墓博物館があり、アレキパで会ったSさんがなかなか良かったとの事だったので行くことにした。
チクライヨからはコレクティーボで15分のランバイエケという街に博物館はある。
中は撮影が禁止でカメラの持ち込みもできず、入口で厳しい持ち物チェックが行われる
シパン王はモチェ王国の最後の王で、お墓から一緒に大量の金と銀がみつかり有名になり、多くの地元ペルー人も観光でやってくる博物館なのだ。
保存状態も良く、他の人や旅人ブログでも多くの人が良いと言っていた先入観もあるかもしれないが、非常にみごたえのある博物館だったと思う。
久しぶりに長い時間お掛けて見て回ることができた。
博物館には十分満足できるものだったのだが、チクライヨの街は久しぶりに「チノ」攻撃が多いところだった。
アジア人を全体をチノと呼ぶことは分かっているのだが、チノとは中国人のことなので他の国の名前で呼ばれるのはやっぱり良い気がしないし、ここはバカにした言い方で呼ばれるのでホントにムカついた。
良くペルー人に「ペルーは好きかと?」と聞かれる。
見所もいっぱいだし、優しい人も多いのでいつも「うん」と答えるのだが、正直「でも、嫌な人も多いよ」と付け足したくなるぐらい嫌な思いもした。
短期で回る人や一つのところに長く留まる人、女性(みんな女性には優しい)にとってはいい所なのだろうけど、南米の中では1番モラルがない国のように思える。
ホントに優しい人が多いだけに惜しい国だと思う。
まあ、最後に嫌な話しをしてしまったが、トルヒーヨのバス会社近くで見付けた看板。
レストランなんだけど、完全なるパクリだ!!