交差する旅人と夜のニューヨーク
翌日は朝からユニクロへ。
この旅中、世界にあるユニクロにかなりお世話になった。
まずは成都で防寒具を持っていなく、あまりの寒さに風邪を引いてしまいユニクロがあると聞いて、速攻ダウンを買いに行った。
フランスでは、ボロボロになったトレーナーを買い替え、ロンドンでは切れてしまったジーパンを買いなおし、ここニューヨークでも切れてしまったジーパンを買うことに。
安いし、質もある程度わかるので海外ではかなり重宝した。
その後、日本人宿にチェックイン。
まあ、あまり綺麗ではなく、繁忙期なので値段は高くなっていたが、1泊目よりはマシだった。
ニューヨークの安宿はこっちに留学していたり、短期旅行で来てる学生が多いので年齢層が若いと聞いていたのだが、まさにその通りだったと思う。
でも、毎日盛り上がり楽しい日々だった。
そして、その中にこれから世界一周の旅が始まるという人がいた。
日本から西へ西へと向かいもう間もなく旅が終わる自分と、旅がスタートしたばかりで、これから東へ東へと進む旅人。
この2人がニューヨークで交差する。
話しをしているとこれまでの旅を思い出したりと感慨深いかった。
こういうの出会いも旅の醍醐味だよね。
しかも、同じ千葉ロッテファンだったしね。
話しが前後してしまったんだけど、彼と会う前に夜のニューヨークへ。
まずはエンパイアステートビルへ。
エンパイアステートビルの模型
86階と102階に展望台がある
102階の展望台は別途お金が掛かるので行かなかったのだが、後々他の人から86階からでも十分という話だった。
やっぱり、有名なだけあって綺麗だった
その後はタイムズスクエアへ。
人が多いのもそうだが、ありえないくらいの明るさだった。
日本では、節電と言われ始めたころだったが、ここは勿体ないくらいに電気が使われていた。
そして、この近くには牛丼の吉野家があり久しぶり日本の牛丼の味を楽しむこともできた。
ニューヨークまだまだみどころいっぱいなので、もう少し続きます。
無謀なトランジットとアメリカ1泊目の宿
コロンビアからアメリカのニューヨークへ。
アメリカの格安航空会社Spirit Airlinesのチケットを取ったのだが、マイアミのFort Lauderdale(以降FL)をハブ空港としている会社なのFLで乗換えが必要だった。
とにかく安かったので決めてしまったのだが、これが失敗の始まりだった。
バウチャーをコピーして時間を再度確認。
コロンビアーFLとFL-ニューヨークの間に3h53mの数字が書いてあったのでそれがトラジット時間だと思っていたら、コロンビアーFLのフライト時間だと判明。
しかも、1時間の時差がありアメリカの方が1時間進んでいて、実質1時間20分で入国、荷物検査を受けて次の便に乗らなくてはいけなかった。
更にインターネットで調べると、この時間のFLのイミグレは混んでいて、次のフライトが迫っている人でも先に審査してくれないことがわかった。
後に書く宿の件も含めると憂鬱なアメリカ入国だった。
移動当日、コロンビアの出国でESTA(ネットで登録するアメリカのビザ)の画面をプリントアウトしてなかったので、少し揉めたが特に問題なく出国。
到着も予定より10分ほど早かった。
ここからが勝負。
ダッシュー荷物ピックアップーダッシュでイミグレに向かったが、そこには大行列が・・・
ネットでみたとおりだった。
しかたなく並ぶ。
何人かが同じようにトランジットの時間がなく、係員に時間がないと伝えていたのだが、聞く耳もたず。
むしろ、怒鳴る勢いで言い返す始末。
最悪この空港に泊まって、翌日ニューヨークを目指すことも考えた。
そして、ようやく自分の番。
ESTAでビザも取っているので、指紋と顔写真を撮っただけの1分ぐらいで審査終了。
ここから荷物チェックなどをして、1度外に出て次の出発カウンターへ。
このときすでに出発時刻になっていた。
ところがチケットを見せると「走れば間に合うわよ」と言われたので、バックを預けてゲートへ急ぐ。
電光掲示板に書いてあったゲートに着いたもののすでに人はいなく飛行機もない。
やっちまった・・・
がっかりしながらも、警備員のおっちゃんに「この飛行機はいちゃった?」と聞いてみたら、「あっちのゲートだよ」
!!!!!!!
まだ、出発してないし、これから客を機内に案内するところだった。
なんだかんだで定刻より1時間遅れで離陸。
24時前にはニューヨークに着いた。
ここから、タクシーで宿へ。
1台目の運転手に住所みせたら、場所わからないく途中で降ろされたんだけど、そこの近くにあったタクシー乗り場が、全然タクシーのこない場所だった。
しばらくすると係員がきて違う乗り場に行けと言われた。
2台目はカーナビが付いていたので大丈夫だったが、それでも事故で道が大渋滞。
宿に着いたのが25時過ぎになってしまった。
そして前述していた宿の件だが、9月の上旬は繁忙期で(アメリカ全土かは分からないがニューヨークはそうだった)割り増し料金のところだらけ。
日本人が経営してる宿もあるのだが、だいたいがマンションなどの一室でやってるため、24時間チェックインができない。
更に、到着日が決まったのが遅く、ほとんどの安宿がいっぱいで空いてなかった。
普通時行って、安宿に泊まれば20ドルぐらいなのに、このとき取れたのが73ドルの宿。
しかも、ドミだし・・・
翌日にはチェックアウトしたから、8時間くらいしか滞在しなかった高い宿でした。
まずは、最悪の印象のアメリカインだった。
南米最後の都市へ
メデジンから首都ボゴタへ。
ここが南米最後の都市になる。
まずは黄金博物館へ
特に見たかったわけではなかったが、時間があったので行ってみることにした。
係員がみんなスーツで立派な博物館だったので、汚い格好の自分は入りずらかったが、展示品数も多く見応え十分の博物館だった。
そして、ボゴタで1番楽しみにしていたのが、これ
ボテロの作品
見てのとおり人をふくよかに描くのである
この博物館の絵はボテロより寄贈されたものなので、無料で入場できるのだ。
ヌード絵
ふくよかだと、ヌードでもいやらしく感じない
下の絵はモナリザをボテロが描いたもの
他にも彫刻もありこれもふくよかだった。
街では、毎日デモをやっておりちょっと怖かったが、見所には満足のボゴタだった。
そして、7ヶ月掛かった南米を離れアメリカに向かう!!