御祭神 :天児屋根命〔あめのこやねのみこと〕
天徳2年(958)武蔵国司・藤原正房が藤原氏の氏神である春日大社の第三殿に祀られている天児屋根命を荏原三田邑に奉斎したことを創祀とする。建仁3年(1203)弘法大師作とされる十一面観音を祀った。天文年間(1544~55)現社地に遷座。
江戸時代、寛永寺の創建に伴い、その末寺の妙禅院が別当となり、三笠神宮寺と称した。江戸府内唯一の春日社として、徳川将軍や諸大名の崇敬が篤かったという。
旧社殿は総欅造りで彫刻が見事であったというが、先の大戦の戦災で焼失してしまった。現在の社殿は昭和34年(1959)に再建されたものである。
また、境内に祀られている赤羽稲荷は、元は芝公園丸山に鎮座していたが、赤羽橋近くの御府内八十八ヶ所の旧27番札所・円明院に勧請された。明治になり、円明院は廃寺となって御府内27番札所は正光院に移されたが、赤羽稲荷はその後も商売繁盛・所願成就の神徳で信仰を集めていた。しかし、先の大戦で全焼し、平成6年(1994)春日神社境内に遷座再興された とあります
慶応大学すぐそばの高台に鎮座する。桜田通り沿いの鳥居をくぐり、桜の樹に覆われた石段を登ったところに赤い柱に白い壁の社殿が建っています
参拝した日には鳥居に茅の輪が設置されておりました
鳥居
神社額
拝殿
拝殿内部
手水舎
摂社
福徳稲荷神社・赤羽稲荷神社・馬頭観世音 他
御朱印頂きました
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