銀粘土技能認定取得奮闘記その12 | (特)総合防衛分室

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2011年8月上旬
講習10回目


今回は課題13の鍵のブローチです
http://www.artclayclub.com/about/curriculum/mens-design.shtml


いよいよ、講習メニューの最終回
最後は鍵です。


平らに伸ばす
紙を芯材にして筒状に加工する
合成石を使う
ペーストでテクスチャをつける
といったいろいろ盛り込みます


製作工程
1.鍵の持ちてを作る
  2.5mm厚に延ばしてストローで穴を開ける
2.鍵の本体(筒状のもの)を作る
  紙を巻いて芯材(中子)を作る
  先がちょっと太くなるようにする
  まわりはセロハンテープでとめます
  すると外しやすくなるのだ
  芯材に銀粘土を巻いて乾燥させる
3.鍵の持ち手と本体部を合体
  持ち手のところに切り欠きを付けて
  本体とペーストでくっつける
4.ここで本体部にペーストでテクスチャーを付けるのが
  特に必要もないということでテクスチャーはなし
  (この時点でアンティーク調ではなくなってしまった・・・)
5.本体の付け根に飾りの輪っかを付ける
6.本体部に合成石を入れる穴と、飾り穴を開ける
  ピンバイスとか使って均等に開けていきます
7.先端の飾りを作る
  銀粘土を直径6mmの棒状にして6mmの長さに切る
  これを乾燥させてピンバイスで穴を開ける
  使う合成石は4mmのガーネットなので直径3mmまでは貫通させて
  4mmで石を留めるための本穴を開ける
  3つ同じものを作ったらペーストで3つをくっつける
8.鍵と合成石の飾りをくっつける
  鍵本体にくっつくように合成石の飾り側にヤスリで凹みをつけて
  くっつける面積を確保してペーストでくっつける
9.ブローチ金具をつける
  鍵の裏側にブローチの土台の金具を付ける
10.焼成
  800℃で5分保持
  ちょっと大きめの合成石が入ってるので、急激に冷やさず
  電気炉の蓋を少し開けた状態でゆっくり冷ましていく
11.磨き
  冷えたらステンレスブラシで磨いて銀肌をだす
  本来ならここでいぶしをするのだが、テクスチャーをしてないので
  今回はいぶし加工はしません
  なので、磨いていきます
  で、完成


(特)総合防衛分室-鍵のブローチ


手本のようにスマートじゃないけど、とりあえずできました
本体の筒状のところがちょっと短かった・・・
持ち手部分の穴もなんか歪んでるし
あとは、概ねいいかね


ということで、課題講習は終わりです。
いやー、長かった
講習だけで半年
本当は誕生日までに資格を取りたかったけどタイムオーバー
この時点で誕生日まで残り20日ほど
ここから、提出課題を3つ作って審査とかあるので時間的に無理でした。
まぁ、しゃあないか


ということで、次回はいよいよ審査課題の作成です。


つづく